話を聞かない医師 思いが言えない患者 集英社新書

磯部光章

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205930
ISBN 10 : 4087205932
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
18cm,222p

内容詳細

患者と医師の間のコミュニケーションは非常に特殊。なぜよいコミュニケーションができないのかについて、患者側の要素と医師側の要素から考え、その関係を改善する方法についても紹介する。

【著者紹介】
磯部光章 : 1952年東京生まれ。東京大学医学部卒業。東大第三内科を経て、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院に留学。信州大学助教授から2001年より東京医科歯科大学大学院循環器内科教授。「サイエンス」「ランセット」などに論文多数。日本循環器学会八木賞、日本心臓財団佐藤賞など受賞。日本循環器学会監事・心臓移植委員、日本心不全学会理事・会長、日本学術会議連携会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 里季 さん

    著者は心臓の専門医であるために、よくわからない例が多かったが、それでも世の中の医師はとかく患者の話を聞かず、患者は上手く自分の症状や心配事を伝えられていない、と自覚しておられる!と喜び勇んで読み始めたのだが・・・。確かにそうだそうだとうなずくところもあったのだが、やはり途中からつらつらと専門用語が並び始め私の脳みそを素通りしてしまうようになり、「ちょ、ちょっと待ってください、せんせ」と話を止めようとすると、途端に忙しいオーラを出して「はい、じゃ、この調子で頑張ってください」と締めくくられてしまった。

  • 太鼓 さん

    僕は(僕にとって)よい医者もよくない医者も知っていますので興味深く読みました。漫画に出てくるような傲慢な医者の方も本当に存在するんですよねえ。

  • 長野県高校図書館クラブ さん

    医療現場でのトラブルは患者と医師のコミュニケーション不全によるものが多いのです。患者が心配事を上手に伝えるにはどうしたらよいか。医師は患者の思いをどうやって汲み取ったらよいか。具体的に提言します。「ドアノブ・クエッション」・・初診患者が診察室を出ていく間際にドアの取っ手に手をかけた状況で、深刻な質問を投げかけること。「少し様子をみましょう」・・時間単位・翌日・一週間後・一か月後。腕の良い医師は適切な待ち時間を設定する。どんな処方よりも「時間」が解決する症例も多い。医療の目的は「人間を幸せにすること」です。

  • Koichiro Minematsu さん

    医療の質は本来は治療の結果だろうが、説明責任や患者側のインフォームドチョイスを重要視する医療も質評価である。 コミュニケーション力が双方にとっても医療を左右する!

  • Kentaro さん

    ダイジェスト版からの要約 科学的根拠に基づいて論理的に行われる医療が正しい医療である。より客観的に科学的に証明されたデータ、すなわちエビデンスに基づいた診療行為をエビデンスベースドメディシン(EBM)と呼ぶのに対し、ナラティブベイスドメディシンと呼ぶ患者の物語の一部として、病気を認識し、治療に結び付けていく。医師は患者が何を心配しているのか、何を期待しているのかといった解釈モデルを知ることによって、患者にとって満足度の高い診療を提供することが出来るのである。そのためにも患者は先に希望を伝えるべきである。

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磯部光章

東京医科歯科大学循環器内科主任教授(2017年3月現在)。1978年東京大学医学部医学科卒業。1980年三井記念病院内科。1985年東京大学医学部第三内科助手。1987年ハーバード大学マサチューセッツ総合病院心臓内科リサーチフェロー。1993年信州大学医学部第一内科助教授。1999年東京医科歯科大学

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