モノ言う中国人 集英社新書

西本紫乃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205794
ISBN 10 : 4087205797
フォーマット
出版社
発行年月
2011年02月
日本
追加情報
:
18cm,227p

内容詳細

反日デモ、尖閣問題など日本への影響も大きい中国の「言論の自由」。大衆の言論空間への参加を質・量ともに激増させたインターネットの危うさ、メディア管理の限界に立つ政府の姿などを鮮明に描く。

【著者紹介】
西本紫乃 : 1972年、広島県生まれ。元・外務省専門調査員(在中国日本大使館)。中国系企業勤務・中国在住歴は約十年におよぶ。現在、広島大学大学院社会科学研究科博士後期課程在籍中。専門分野は日中異文化コミュニケーション、中国メディア事情(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • wiki さん

    昔の本。10年足らずで本書は化石のような情報になってしまった。インターネットが如何に中国の言論を変えたか。その利益と課題について。2011年2月執筆とあってツールがスマホに変わる以前の様相を語る。今の世界はスマホでほぼ全て解決出来るようになった。顔認証もGPSも音声記録も財布も全ておさえることができ、言動パターンや検索履歴、写真などで嗜好や需要、将来何をしそうかまで予測できるAIが開発されている。人間が行っていた検閲もAIに取って代わる。斯様な環境の下でインターネットはどこまで真に開かれた存在であろうか。

  • KBOSN さん

    「中国の若者は中国が好き(愛国心が高い)なのであって、共産党を盲目的に信奉しているわけでは無い」との指摘が鋭い。共産党が愛国精神を損ねる国家運営をした場合には共産党政権の転覆(少なくとも大きな痛手は被る)の可能性もあるのでは。

  • つんたお さん

    いくら経済が発展しても、中国ってのは共産主義だから、厳しい言論統制が行われていて、西側のような言論の自由はないと思っていた。 確かに、依然としてそういう部分はあるのだけど、インターネットメディアの発達とともに、一般庶民にも発言の場が与えられ、それが社会を大きく変えようとしている。 多くの具体例をひいて、中国社会の変容を教えてくれる好著。

  • toshokan-no-hito さん

    百花斉放百家争鳴、文化大革命という過去を持つ国。「上有政策、則下有対策」というしたたかさを持つ国。「党」の指導がどれほど困難か。激情に駆られて発言する前に、ふと立ち止まって、冷静にかの国を注視する必要を感じさせてくれた。現代社会(どの国であっても)において、情報とは受け取るものではなく、自ら探し選び取るものです。「中国には言論の自由がない」と、一方的に流れてくる情報だけでお嘆きの貴兄にご一読をオススメします。で、日本はホントに自由なの?

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西本紫乃

1972年、広島県生まれ。元・外務省専門調査員(在中国日本大使館)。中国系企業勤務・中国在住歴は約十年におよぶ。現在、広島大学大学院社会科学研究科博士後期課程在籍中。専門分野は日中異文化コミュニケーション、中国メディア事情(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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