長崎グラバー邸 父子二代 集英社新書

山口由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205596
ISBN 10 : 4087205592
フォーマット
発行年月
2010年09月
日本
追加情報
:
18cm,205p

内容詳細

グラバー邸は単なる観光地ではない。明治維新の陰の立役者として暗躍した武器商人の父と、今に伝わる魚譜を著し、原爆投下からまもなく自殺した息子。近代日本の運命と重なり合う父子のドラマを活写する。

【著者紹介】
山口由美 : 1962年神奈川県箱根町生まれ。ノンフィクション作家。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。海外旅行とホテルの業界誌紙のフリーランス記者を経て作家に。ノンフィクション、小説、紀行、エッセイ、評論など幅広い分野で執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • S.Mori さん

    明治維新の立役者の一人グラバーと息子富三郎の生涯を、日本の歴史に絡めて書いた新書です。非常に読み応えのある内容でした。冒険心に富んだ若者として日本に来たグラバーが、日本社会に受け入れられる過程には興味深いです。武器商人から三菱の顧問への転身は激動の明治の歴史の動きと一致しています。父と異なり穏やかな性格の持ち主だった富三郎に光を当てるところに、作者の優しさを感じました。英国人の父を持つ彼が長崎で原爆投下の場に居合わせることは、辛いことだったに違いありません。歴史の流れは時に残酷になることがあります。

  • ゆずこまめ さん

    この薄さなのがもったいないと思えるくらいよく調べてあると思います。グラバー邸にはこんな歴史があったのね。ただきれいなだけじゃなかった。長崎、行きたくなりました。

  • Yoshiyuki Nishikawa さん

    長崎グラバー邸は、単なる観光地の名所にしかすぎず、幕末の世界との窓口として志士達が活躍した場所程度にしか認識していなかったが。実際、長崎に旅行しても、訪れる事すらなかったのだが。この本に出合、グラバー親子二代の功績と時代的潮流を改めて知る事ができ、勉強になったし、興味を強く持った。因みに、トーマス・ブレーク・グラバー(父)は、キリンビールの創業にも深く関わり、ラベルの麒麟の髭は、グラバーの髭を模したとか、日光鱒の外来種鱒を放流したのが、グラバーであったとか、自分的にはトリビア的発見!?もあった、良い本でし

  • サボテンA さん

    朝ドラや大河ドラマで、立て続いた幕末、明治維新。グラバー邸もその時代だったのか、点と点が繋がって、興味深かった。登場人物が、思い描けていいタイミングですっと読みやすくはいりました。

  • けいちか さん

    白石一郎の「異人館」読了後、実際にはグラバーについて何も知らなかったと思い、入手。本来はもっと詳細に調べた人の本があるのだが、高価と入手もむずかしいので、これはこれでとっかかりとしては手軽な本だと思う。

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