知っておきたいアメリカ意外史 集英社新書

杉田米行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205565
ISBN 10 : 4087205568
フォーマット
発行年月
2010年08月
日本
追加情報
:
240

内容詳細

アメリカ国歌は、なぜノリがよいのか。アメリカに対する漠然としたイメージを覆す、意外な歴史的事実とは。政治史、経済史、戦争史…。日本人が知らないエピソードの数々から、アメリカという国の本質に迫る。

【著者紹介】
杉田米行 : 1962年生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科准教授。一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。米国ウィスコンシン大学マディソン校歴史学科博士課程修了。歴史学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • skunk_c さん

    10年ほど前の著作。確かにこの著者が子どもの頃なら「意外」(例えば南北戦争の目的は奴隷解放ではないなどは、確かに僕の子どもの頃には意外に思えた)だった内容だが、最近では随分定着したんじゃないかと思う。真珠湾のルーズヴェルト陰謀説は慎重に排しているし、世界恐慌後のアメリカ経済復興の主因が第2次世界大戦というのは、今では常識だと思う。その中で「意外」だったのが、ベトナム戦争と日本占領の関係。東南アジアを戦後復興後の日本市場にしようとアメリカが考えていたとか。もちろん東西対立の下でだが。調べてみようかしら。

  • しもふさ さん

    「意外史」とありますが奇を衒った内容ではありません。アメリカ史上の主要なトピックが要領よくまとめられていてコラムのような読み味。短時間で網羅的にアメリカ史について知ることができます。各章のテーマ選びがアメリカの素朴な疑問に応えるものであり、テーマ選定が上手だなあという印象です。妙なイデオロギーもバイアスもなく入門編として安心して読める一冊です。大統領選挙に関するニュースが増えつつある時期なので、さらに選挙をたのしく観戦(?)できそう。また、ローズベルトの歴史上の影響力の大きさを再確認することができました。

  • ちくわん さん

    あとがきの「アメリカは矛盾を抱えた超大国である。」という一言に尽きる。アメリカは比較的新しい国なので、その分歴史もコンパクト。欧州、アジアは国名も国境も変わってしまうので辛い。また、本書は、一頁縦42文字、横14行で目が悪い初老男性に優しい文字サイズであった。

  • むとうさん さん

    独立戦争から医療制度改革まで、アメリカの「意外な」歴史を現在と繋げていく試み…言うほど「意外」な事実が出てこなかったような。フェミニズム問題を一時期齧った身としては女性の権利向上の話が面白い。黒人解放とパラレルなのだね。だからこそ日本だと難しいのかも。一番「意外」だったのはベトナム戦争が日本のためだった?ということ。東南アジアの市場としての重要性は今でも変わらない。あとがきの「複雑で多面性を持つアメリカは人間の鏡像」はちょっとカッコよく笑、「複雑で多面性」という言葉でごまかされたようでもあり。

  • Mitz さん

    “お隣の国”であるアメリカについてよく知ろうと思い手に取ったのがこの本。イギリスからの独立の経緯、南北戦争、二大政党制、大恐慌、保険制度、アメリカが参加した各戦争のことetc.の概要がよく分かった。アメリカについて無知なので断言はできないが、“意外史”ってのは大袈裟な気がする。『なるほど!知っておきたいアメリカ史の基本』ぐらいが妥当だろう。

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杉田米行

同志社大学英語嘱託講師。ウィスコンシン大学マディソン校歴史学研究科修了(Ph.D.)。大学・高専等で30年以上英語を教えているほか、翻訳・通訳、民間企業の英語研修・国際化コンサルタント等を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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