新・都市論TOKYO 集英社新書

隈研吾 / 清野由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087204261
ISBN 10 : 408720426X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,238p

内容詳細

林立する高層ビル、変貌する街の風景。これは本当に“東京の再生”につながるのか。汐留、丸の内、六本木ヒルズなど、21世紀TOKYOを代表する5つのスポットを訪ね、リアルな東京の姿を読み解く。

【著者紹介】
隈研吾 : 1954年生まれ。建築家、慶応大学理工学部教授。ベネディクタス賞、村野藤吾賞など内外で受賞多数

清野由美 : 1960年生まれ。ジャーナリスト。都市開発、デザイン、ライフスタイルなど幅広く取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おいしゃん さん

    隈研吾とジャーナリストの、都市の形成に関する対談。舌鋒鋭いジャーナリストに対し、隈さんがやたら守りに入った擁護する発言が多かったが、対象が自らも手掛けたプロジェクトなら仕方ないか。汐留再開発が失敗した背景など、興味深い話も多数。

  • nbhd さん

    いちいちおもしろくて、いろいろとすごい本。第一に、この本を持って、東京を歩きたくてうずうずしている。第二に、大袈裟だけど、トランプ大統領の誕生とザハ・ハディド案の顛末をうっすら予見したりする(08年の本)。ズバズバ斬られる東京の5つの街、隈さんの評価では汐留×、六本木〇、丸の内△、代官山〇、町田◎(町田の一角ではラブホ、結婚式場、マンションが一望できる)。護送船団方式のリスク分散で挑戦できない日本より、リスクを背負える海外を選ぶシニシストなのに、現在進行形で日本に立ち向かってるのは素直にかっこいいなと。

  • ネムル さん

    そういや隈研吾は建築家よりも批評家デビューのがはやいんだっけか?と、シニカルな都市エッセイを読みながら思い出す。まあ本書で描かれる汐留や丸の内のぐちゃぐちゃを思うに、斜に構えるもむべなるかな、とも。六本木ヒルズの怪物的都市構想と、お坊っちゃまくん(槇文彦)による代官山ヒルズが新たな再開発の餌食になるとか、なんとなく勉強にはなるが、愛着のない土地ばかりなので、テンション低めの読後感。

  • てっしー さん

    都市計画・都市開発の視点から見た東京論。建築家とジャーナリストが、汐留・丸の内・六本木ヒルズ・代官山・町田・北京を歩き、語り合う。素人の私には全て同じにしか見えなかった無味乾燥なスカイスクレイパーや商業都市が、全然違う哲学の元に作られてきたとは驚き。この本のお陰で正しく絶望しながら歩けそうだ。経済的に閉じると空間的には開かれ、経済的に開くと空間的には閉じられる、というのは発見だった。←訳分からない人はぜひ一読を。さて、東京五輪は我々にどんな都市開発を見せてくれるのか。

  • Nobu A さん

    続編「新・ムラ論TOKYO」を先に読了。逆時系列となったが、前著も含めた読後感は正直消化不良。都市開発の手法を類型化し、汐留、丸の内、六本木ヒルズ、代官山、町田をジャーナリスト清野由美と散策しながら対談及び解説。世界各地の名所や建築学的視点等に時折言及するが、最終的には隈研吾氏が理想とする都市は存在しないと言う結論。本人が都市計画に携わる北京を褒めるのは反則。グローバリズムの弊害、様々な規制や都市計画に関わる人々の間の利害関係等、2人の話は面白く、漠然と眺めていた都市に対する見方が変わったのが最大の収穫。

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