データの罠 世論はこうしてつくられる 集英社新書

田村秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087203608
ISBN 10 : 4087203603
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
追加情報
:
18cm,205p

内容詳細

メディアを通して次々発表されるデータに、どれほどの客観性があるのか。視聴率から経済波及効果、都市ランキング、出口調査まで、様々な実例を通して明らかになるその危うい実態と、正しい情報の読み方。

【著者紹介】
田村秀 : 1962年生まれ。東京大学工学部卒業。自治省入省、香川県企画調整課長、三重県財政課長を経て、新潟大学大学院実務法学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しおり さん

    統計的な知見から世に出回っているデータに警鐘を鳴らす本。推測統計を基に適切なサンプル数とか誤差の話があったけど棄却域とかそういった込み入った話は出てこなかった。教養課程レベルの統計学の知識があればかなり嘘には敏感になれると思った。そうでなくても例えばランキングとかでどの指標に重みをつけているのかとか、同じ土俵で比較してるかなど結果へ至る過程を見ていけば信憑性の濃淡は判断できそうだ。データは今からみればちょっと古いかな。あのころからトイックトッフルがあったのが驚き。巷に出回るランキングは特に怪しいね

  • さまい さん

    第一章は世論調査の調査方法が現実の世論を反映できているかを取り上げているため面白かった。今はインターネットによるアンケート調査も一般的になっているが、インターネットでは特定の属性に偏る傾向があるのは、当然と言えばそうなのだが興味深い。この本が出版された2006年よりもスマホの普及によりネットのユーザー層は広がっているので、今はまた違う偏りが生まれているように思う。第二章以降はあまり興味が持てず、特に第四章は官批判が展開されているが、あとがきではなく本文中に入れる必要はあったのだろうか。

  • CCC さん

    回収率の重要性や誘導のある問い、違う条件での比較等、内容自体はしっかりとしたものだけれど、同著者の『政策形成の基礎知識』とあまりにも内容がかぶっている。税理士も高速道路もTOEFLも、国際競争力についても似たような記述をしている。他にも色々。ひょっとしてこの著者は同じ話を使い回ししている……?

  • rosetta さん

    ★★★★★マスコミや行政が発表するアンケート結果等のデータがいかに操作されたものか、間違った前提の上にあるかを分かりやすく解説。設問自体の中に誘導的な文言があったり、対象者が適切でなかったり、回答率が低すぎたりするデータは当てにならない。また比較の対象が違っているのに強引に並べたり。具体例をあげて解説してくれるから分かりやすい。取り敢えず発表されたデータは一度眉に唾をつけてから見た方がよさそうだ。でも世の中はそんなデータで動くことが多いんだよね。

  • ベベハル さん

    内容が具体的でかなりわかりやすかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

田村秀

1962年生まれ。北海道出身。東京大学工学部卒。博士(学術)。自治省、香川県企画調整課長、三重県財政課長、東京大学教養学部客員助教授、新潟大学法学部教授・学部長を経て、長野県立大学グローバルマネジメント学部教授。専門は行政学、地方自治、公共政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品