赤ちゃんと脳科学 集英社新書

小西行郎著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087201949
ISBN 10 : 4087201945
フォーマット
出版社
発行年月
2003年05月
日本
追加情報
:
18cm,186p

内容詳細

赤ちゃん学の第一人者が、親を極端な育児へと駆りたてる早期教育、臨界期などの「科学的根拠」を改めて科学的に検証。最新の脳科学の知見から、赤ちゃんとの上手な付き合い方を説く。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア さん

    著者は脳科学、発達行動学の立場から小児科学を研究する専門家。本書の刊行は2003年といささか古いので、これが最新の知見なのかどうかはわからないが、何となくこうなのではないかと思っていたことに科学的な裏付けを持って語っていく。例えばいわゆる「三歳児神話」や、育児におけるテレビの影響などがそうだ。しかも、この人のスタンスはデータや科学を基軸にしながらも、母親や子どもに限りなく優しく温かい。私自身はもはや子育てを終えたが、今そのさ中にいる人たちにとっては大いに励まされると思う。とりわけ乳児のいる人にはお薦め!

  • mizuki さん

    最近ニュースで見た国旗のカードを見せただけで国名と首都をスラスラと答える幼児を、わたしは不気味に感じていました。早期教育に違和感を覚えていたこともあり、とても興味深く面白いと感じました。「いい育児しよう症候群」は、まさに現代の日本を表した言葉ですね‼︎ 自分の子どもを観察することの大切さや、脳に情報を詰め込むよりも褒められてやる気が出た時の方が子どもの能力は伸びるという、基本的なことが書かれていますが、今の情報過多な社会では読まれるべき本であると思いました。

  • miri さん

    七章立てで、赤ちゃんの発達を科学的な見地から、紐解いている書。赤ちゃんと銘打っていますが、テレビと育児の章、早期教育についての内容があるように、幼児向けの内容も。コミュニケーションについて、双方のやりとりであるということが、ハッと思い知らされた。与えるばかりではなく、子供が求めていることを汲み取り、受け止める親の力が大切なのですね。子供の手本となれるような大人で在りたいです。

  • 綾 さん

    子育て中なので読んでみました。早くから〇〇をやると子どもの脳の発達にいい、他の子と差をつけるためにはお腹の中にいる時から教育、みたいな風潮に警鐘を鳴らす。しっかり、自分の子と向き合って育てていこうと、改めて思いました。

  • mikea さん

    14年前に出版された本なのですが、さほど古さを感じず、読了。赤ちゃんの発達のことや、テレビの影響など気になって借りました。育児に対する考えかたを振り返るのにオススメです。面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

小西行郎著

1947年香川県生まれ。京都大学医学部卒業、同大学付属病院未熟児センター助手、福井医科大学小児科勤務の後、オランダ、フローニンゲン大学で発達行動学を学ぶ。埼玉医科大学小児科教授、東京女子医科大学教授を経て、2008年から同志社大学赤ちゃん学研究センター長/教授。2001年日本赤ちゃん学会を創設、20

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品