不滅のあなたへ 7 週刊少年マガジンkc

大今良時

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065114100
ISBN 10 : 4065114101
フォーマット
出版社
発売日
2018年06月15日
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

ピオランの死後、独り無人島で過ごすフシの前に、ハヤセの末裔の少女ヒサメが現れた。フシは彼女の率いる守護団と共にノッカーに襲撃された村へと向かう。新たな別れを経験し、フシは仲間を求めて街へ出ることを決意する。しかし “不死身” の伝説は長い時を経て、フシを信じる者と求める者、──そして恐れる者を生んでいた。これは仲間を見つける物語。

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    不死ゆえの孤独。仲間が出来ればノッカーの襲撃で死別。フシが選んだのは仲間が殺されないように孤独となること。40年間、人里を離れノッカーと戦うだけの日々。ノッカーが人里に現れフシは再び人と交わる。一気に流れる月日。フシは死者の魂が視える王子と出会う。不死ゆえの孤独が手塚治虫さんの「火の鳥」を連想させる。かつての仲間の魂が近くにいるが、フシには彼等が視えず結果として孤独である。それは現代に生きる我々との相似でもあろう。様々な人の想いはあれど我々には視えない。故に我々は孤独感を感じる。果たしてどう展開するのか。

  • 眠る山猫屋 さん

    七巻は時間の経過が早い。ビオランとの死別から四十年、フシが動き出す。ハヤセの孫がフシを保全する(と称する?)教団を率いて現れ、ノッカーが人間に牙を剥き始めたから。そこに現れた二人組がフシの背中を押す。あいつらかよ・・・泣かせる。巧いなぁ。ハヤセ六代目継承者カハクとボンシェン王子も目が離せない人物。二人とも危ういが、ボンシェンは純粋無垢過ぎる割に死者が見える≠ニいうある意味重荷を背負った変わり者。彼を通じて、フシを見守る仲間たちが臆病になっていたフシを変えていくのかな。凄い。ボンの造形も凄いが。

  • ネギっ子gen さん

    フシは青年の姿に。ピオランの死後、まず考えたことはただ一つ。<もう誰にも会いたくないだった。誰かが死ぬ姿を二度と見たくなかった>ので、<黒いのに対する反抗/ 蟹として生きることに/人間としてやめて良かったこともあった。それは色々と考えこまずに済むことだった>。2年間海に漂った後、黒いのは告げた。「ノッカーが来た」と。それからは一人で、死んでいった皆の体で闘う。40年――。<40年でやったことはこれだけのこと。正直、退屈だった…ノッカーは毎回同じような攻撃しかしてこないし、倒しては喰っているだけの日々>。⇒

  • トラシショウ。 さん

    何くれとなく良くしてくれた老婆・ピオランの死後、ノッカーと自分との戦いに巻き込む事を恐れ他人との接触を絶ったフシ。孤島での40年の孤独から連れ出すのは、かつて大切な人を奪ったハヤセの孫でありノッカーの力をその身に宿す幼女ヒサメ。社会から「不死の銀髪」として恐れられ、或いは敬われている事を知ったフシは、死して自身の力や助けとなってくれる「仲間たち」を求めようとするが、その前にウラニア国第一王子にして、この世ならざる者どもが「視える」男・ボンシェンが現れる。亡きハヤセの妄執に驚嘆の新展開(以下コメ欄に余談)。

  • いっちゃんず さん

    「仲間」のサンデルとトナリとの再会。トナリの「生きててよかった」の言葉が重い。そして、ハヤセの子孫たちが組織する「守護団」。世代を重ねて次々と現れる子孫たちの背後にある、多くの生と死と、受け継がれている妄執と歴史。特殊なように見えて、人間の営みって多かれ少なかれこういうものなのだろうなぁと感じる。そして登場する、特殊な能力を持つ変な人物。続きが早く読みたい。

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人物・団体紹介

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大今良時

岐阜県生まれ。2008年、『聲の形』で、週刊少年マガジン新人漫画賞に入選。2009年『マルドゥック・スクランブル』(沖方丁/原作・「別冊少年マガジン」連載)でデビュー。『聲の形(全7巻)』は入選作をリメイクした形で2013年から「週刊少年マガジン」に連載され、大ヒット。『このマンガがすごい!2015

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