終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #06 角川スニーカー文庫

枯野瑛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041068670
ISBN 10 : 4041068673
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
 ue
追加情報
:
324p;15

内容詳細

「ごめんよ。あの時……約束、守れなくてさ」
戦場に刻む、最後の嘘。

フェオドールは鏡の向こう、黒髪の青年に語りかける。君の力を貸してくれないか―― 浮遊大陸群を墜とすために。夜が明け、モウルネンが燦めく戦場に刻む、最後の嘘。これが、みんなが幸せになれる唯一の方法だと。

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    フェオドールが借りた鏡の向こうで笑みを浮かべる黒髪の青年の力。絶望を鎖ぎ希望を結ぶ遺跡兵装モウルネンを手に、みんなが幸せになれる唯一の方法のために最後の嘘をつく第六弾。妖精兵の彼女たちを守るために覚悟を決めたフェオドールが、真意を隠したまま始めた終わらせるための戦い。彼女たちの傍にいる資格がないと思ってしまうフェオドールも、マルゴ、ティアット、そしてラキシュたちそれぞれの想いも何とも切ないですが、こうするしかなかったのか?と思ってしまう結末もこれで終わりではなさそうですね。続巻に救いがあるといいんですが。

  • まりも さん

    黒い髪の青年の力を借りたフェオドール。彼のついた最後の嘘とはなんなのか。それを描くシリーズ第六弾。胸にポッカリと穴が空いた、今の気分を言葉に表すならこれ以外にない。喪失感と遣る瀬無さと、なによりもこんな終わり方になる事への納得のいかなさ。それら全てが胸の中でゴチャゴチャになって、ただひたすらに辛い。もうね、本当悲しいし泣けてくる。ティアットとラキシュの戦い、自分の思いを隠し戦い続けたフェオドール。集大成となる戦いだったのは確かだが、迎えたのは希望とは程遠い結末。ここから希望は見えるのか。次巻早く読みたい。

  • かんけー さん

    読了後...喪失感で言葉も出ない(-_-)フェオドール!君の目指してた結末って?こう言う事だったの!?何時もの様にやるせなく、不穏な空虚で始まるOP 。更に不穏に陰湿で不気味な(書くのも嫌な!)音がしたような気がした?って、鬱陶しい(`ε´ )!おっと..失礼最初から最後迄?その正体を曝さず、読者と劇中キャラをゴクリd( ゚ε゚;)とさせて!フェオドールが「そうなる」のは話の流れから予想出来た(-_-)でも、限界も其処まで、ティアットとラキシュの互いを思いながらの戦いにもうボロボロ泣けて(T_T)ホント→

  • オセロ さん

    Kindle Unlimitedにて。 猛威を振るうモウルネンを手に、黒瑪瑙と十四番目の獣をその身に宿してティアットの前に立ち塞がったフェオドール。その構図はさながら1部のオマージュで、フェオドールもヴィレムと同じくらい妖精達のことを思っていたんだなと。 そして表紙の場面は覚悟していたけれど、いざその場面になるともう…

  • 真白優樹 さん

    ―――永い夜は明ける、悲劇と嘘を世界に刻んで。少年は闇を纏い叫ぶ、これが正しい方法だと。少年は辿る、かつて散った男と同じ道を。すれ違い、分かり合えぬままに少年と少女達は激突し、その心に小さな願いを秘め、嘘をつき続けて心を隠して命が幾つも散って逝く。これが幸せになる道の筈だった、その願いは叶ったのか。大きな傷を心に刻み、涙に暮れながらも歩くしかない、この道を。今この道に見えぬ希望、刻まれた悲嘆と絶望。傷つき失い、全部抱えこの終末の儚い世界を往く。その姿に願う、どうか幸せをと。 次巻も早く読みたいものである。

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