幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋 角川文庫

篠原悠希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041065969
ISBN 10 : 4041065968
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

星遊圭は、先帝崩御の際、「外戚族滅法」によって殉死させられた名門一族の生き残り。女装で後宮を生き延びた彼は、知恵と機転で法を廃止させ、晴れて男子として生きることに。…のはずが、政略結婚のため遠国へ輿入れする公主・麗華の近侍女官として、ともに旅立つこととなる。しかし異国の宮廷に潜入した彼の真の任務は、金椛帝室を救うため、失われた日蝕の周期表「天官書」を探すことで…!?傑作中華ファンタジー、新章!

【著者紹介】
篠原悠希 : 島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • すがはら さん

    遊圭がまた女装させられて国の大事に関わることに。何でまた女装?と少々うんざりしたものの、舞台が後宮ではなかったせいか、すぐにその辺りは重要でなくなって、中盤には解消。麗華公主の再登場で警戒しましたが、まともな大人になっていて良かった。このシリーズは恋愛がらみの展開がほとんどのないのだなと改めて感心。大陸の厳しい世界では色恋なんて卑小な要素なのですね。ラノベの某後宮シリーズなんて逆にそればっかりなのに。あれは中華風の名前を使った平安調シリーズだったかと納得。最後は遊圭の元服。もう女装しないかな?

  • さつき さん

    晴れて本来の自分に戻れたはずの遊圭が、またもや女装するはめに!麗華公主の降嫁に付き従う形で砂漠の国へ向かいます。前作とは違い、舞台が閉ざされた後宮ではないので、躍動感があるストーリーだったと思います。まだ続きがあるようですが、どんなふうに展開していくのか予想がつきません。

  • はなりん さん

    市井で普通に男子としても生活を始めた遊圭に、失われた天文の書を捜すため麗華公主の輿入れに女官として隣国へついて行くことになって・・・。今回は、なかなか戦闘が多くてハードな内容でドキドキハラハラの連続でした。遊圭は丈夫になって成長したなぁ。目的を同じくした玄月と遊圭の信頼関係が素敵でした。また新キャラルーシャンとの関係も今後が楽しみ!

  • りー さん

    行きは良い良い帰りは怖い。日蝕の予測を行っていた記録が前王朝の残党とともに国外に漏れ、しかも砂漠を越えた西域の国にその残党が定着しているという。麗華公主がその国に輿入れすることになり、遊圭も日蝕の記録を求めて同道することに。いやはや、遊圭がなんて逞しくなったことでしょう。砂漠と戦闘の洗礼を受けて、頭脳だけじゃなく体力気力、人脈までこの巻で一気にUP!!肉まんみたいだった麗華さんも、思慮深いステキ公主に変貌。感慨深い。最後は成人の加冠式。これでちょっと玄月と並べたか・・・な??

  • よっち さん

    「外戚族滅法」廃止に成功し、晴れて男子として生きることになった星遊圭。しかし政略結婚のため遠国へ輿入れする公主・麗華の近侍女官として、ともに旅立つ新章第一弾。公主を支えながら同時に密かに金椛帝室を救うために、失われた日蝕の周期表を探すことを命じられた遊圭。また女官姿に逆戻りかと思いましたが、立場も変わって玄月との関係も少し変化して、国のために女官だけでなく文官として、時には軍師や伝令として冷静に判断し、危険を顧みずに乗り越えようとする姿に遊圭の成長を感じましたね。元服してからどうなるのか続巻も楽しみです。

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人物・団体紹介

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篠原悠希

1966年、島根県生まれ。現在、ニュージーランド在住。2013年、『天涯の楽土』で第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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