加古里子 (かこさとし)

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過去六年間を顧みて かこさとし 小学校卒業のときの絵日記

加古里子 (かこさとし)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784038082603
ISBN 10 : 4038082601
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
152p;20

内容詳細

絵本作家として長年活躍し、五〇〇点以上の作品を描くかこさとしが一九三八年、小学校卒業時につづった作文。担任の先生の「何枚でも思う通りかけ」という言葉とどっさり教卓につまれた原稿用紙がうれしくて、一所懸命書いたという。かこさとしの源流をみるような一冊。対象・中学生から。

目次 : 第一学年(小学校/ 兵隊ごっこ ほか)/ 第二学年(武生の学校と東京の学校/ 生まれてから幼稚園まで ほか)/ 第三学年(おちゃらかし/ 小学校2年生から4年生 ほか)/ 第四学年(遠足のおみやげ/ 新しい家と新しい学校 ほか)/ 第五学年(選挙/ 絵の指導 ほか)/ 第六学年(豊島園/ 受験 ほか)

【著者紹介】
かこさとし : 加古里子。1926年福井県武生市(現在越前市)に生まれる。1948年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、児童会活動に従事。1973年会社を退社した後は、子どもの本の執筆に携わる。また児童文化の研究者でもある。作品は、物語絵本、科学・天体・社会関係の知識絵本、童話、紙芝居など多岐にわたり、500点以上。1963年サンケイ児童出版文化賞大賞、2008年菊池寛賞、2009年日本化学会特別功労賞、2012年東燃ゼネラル児童文化賞、2017年巌谷小波賞などを受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 吾亦紅 さん

    かこさとしさんが小学校卒業のときに綴った作文集のタイトルが『過去六年間を顧みて』。先生が教卓上に山のように原稿用紙を積み上げて、「何枚でも思う通りに書け」と言われたのがとても嬉しく、張り切って書き上げたそうだ。表紙に挿絵付きの本文、扉や目次もあり、製本までされている100頁超えの超大作。挿絵のデザインがとにかく素晴らしいし、文章もかしこまっているのに独特のユーモア。私自身は絵本に接することのない家に育ったので、育児をしていた時に子どもと一緒に夢中になって読んだ。かこさとしさんの絵本、面白かったなあ。

  • なにょう さん

    1938年に小学校を卒業。80年前の卒業文集がよく残っていたものだ。栴檀は双葉より芳し。当時より画才、文才が光る。★卒業記念に伊勢へ。神宮や夫婦岩は今も当時も変わらないみたい。当時もお受験はあった。かと思えば、小学校出てすぐ働かなければならない子も。★小二で上京してイジメにあうも忍術を編み出し対抗したとか?もともとは三重県島ケ原村にルーツがあるそう。忍者の末裔だったかも?

  • 杏子 さん

    かこさとしさんの、小学校6年間の日記。小学生のうちから絵が得意だったのですね。字もお上手。今と昔を比べたらおかしいだろうけど、やはり考えが違います。添えられた絵も何とも言えない味があります。当時の住んでいた町の地図も様子がわかるようになってます。家族や友人の写真もしかり。当時を忍ぶ縁に。これは大人が読むための本なのでしょうが、日記の部分のみ今の小学生でもわかるような本になっていたら!と思いました。いじめっこに対抗するために忍術を編み出したことや、運動会の練習で倒立をしていたら勢いよすぎて…等々面白いです。

  • niko-08 さん

    かこ先生の小学校六年間の記録。かこ先生の過ごされた時代の様子が伝わります。そして、昭和という時代の事も。友達六十余人の名前とアダ名…アダ名?と思えるものもあり、面白い。

  • チロル さん

    図書館本、母選。今年5月に92歳で亡くなられた絵本作家でもある かこさとし さんの最後に出版された(2018年3月発行)作品です。かこ さんが、小学6年生の卒業時に寄せた文集(1〜6年生までの思い出記)を作品にしたためたモノです。当時の字も、絵も、とても上手いな、という印象を受けました。やはり、戦争ということにおいて、世の中は¨お国の為¨という意識が色濃い時代だったのだなと言うことも。様々な賞状を戴いているかこさん、改めて凄い人です。そして、彼ら3人の子どもを育てられた両親も子を思う心、素敵です😊

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加古里子 (かこさとし)

1926年、福井県に生まれる。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。絵本作家。児童文化の研究者。出版を中心に幅広く活躍し、作品は『からすのパンやさん』を代表する「かこさとしおはなしのほん」シリーズ、「だるまちゃん」シリーズなど600点余。菊池寛賞受賞、日本化学会より特別功労賞、越前

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