シンデレラのねずみ ビブリオ・ファンタジア

斉藤洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784037272203
ISBN 10 : 4037272202
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
166p;20

内容詳細

おかしなことに、わたしの顔を見るとみな、奇妙な話をしたくなるらしい。図書館でアルバイトをするわたしのもとに集まる、不思議な話とは?

図書館を舞台にした斉藤洋の奇譚集、第2弾。5編収録。

【著者紹介】
斉藤洋 : 東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞

森泉岳土 : 東京都生まれ。水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝、割り箸などを使い漫画を描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ででんでん さん

    「アリスのうさぎ」に続く、シリーズ第2弾。不思議さ、怖さが1作目より増しているかも。「エレベーターのあやかし」は怖い。ただ、「一日一度、真夜中に、使ったって、いいだろ、いいだろ、」というのは、どういう理由で大勢の人が乗りたがっているんだろうと思うと、少しほんわかする。もしかしたら、切羽詰まった怖い理由なのかもしれないけれど。1日1回だけ、時間も決まっていることならば、その現象と共存するのは可能だから、ほうっておくのは良いことかもしれない。日常と怪異との境目はあいまいで、すぐそこにあるのかもしれないな。

  • mocha さん

    なぜか不思議な相談を持ち込まれる司書のお話、第2弾。エレベーター点検の話が地味に怖い。いつか点検員さんに本当のところを聞いてみたい。好きだったのはかわいらしいカエルのおもちゃの話。少年の夢、司書さんの体験もちょっとぞくぞくする。思春期の、足元が不確かで変なチャンネルと繋がりそうな危うさが伝わってくる。本好きな子にするためのテクニックなど、参考になるエピソードもいろいろあった。

  • ままこ さん

    シリーズ二作目。主人公は心理カウンセラーみたいな心構えで不思議な話を聞いてるようだ。ぴょんぴょんカエルは微笑ましい奇妙さ。「シンデレラのねずみ」この少女のその後の話も読んでみたい。「エレベーターのあやかし」はもう怪談の世界。怖いんだけどそれがあまり重くならずにサクサク読める。子供が本を読むきっかけ作りの話にはなるほどそうかもと思った。「少年の夢」すごく困らなきゃそのまま様子を見てみようと言われても私だったら小心者なのですごく困ることが起こる前になんとかしてもらいたいな。

  • 野のこ さん

    「アリスのうさぎ」の続き。こちらの装丁は少女の目線やおじさんの後ろ姿の佇まいがちょっと気味が悪かった。いろんな不思議なお話、飽きずに完読。エレベーター点検のおじさんの「だれもいないと思ってもいるってことだね」にぞっとしました。主人公の不思議現象も少しだけ書かれてて怖かったし、より謎が深まった。続くのかな?面白かったので続いてほしいな。他の方のレビューで「ぞうの金メダル」が実際に著者の本だと知り読んでみたくなりました。

  • 南雲吾朗 さん

    「アリスのうさぎ」の続編(?)。「アリスのウサギ」よりも不思議な話や、ゾクッとするような話が多い気がした。エレベーター保守点検会社の唐沢さんが、いい味を出している。子供に本を読む習慣をつけるコツみたいなものが書いてあって、「なぁーるほど」と想ってしまった。さすが、児童書作家である。児童書は、文字も大きいので、老年の私には読みやすい(^-^;面白かった。児童書は、侮れない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

斉藤洋

昭和27年、東京生まれ。おもな作品に、「ペンギン」シリーズ、『ルドルフとイッパイアッテナ』

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品