ジョージと秘密のメリッサ

アレックス・ジーノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784037268800
ISBN 10 : 4037268809
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
222p;20

内容詳細

「男の子のふりをするのはほんとうに苦しいんだ」ジョージ(10歳)、心は女の子。ありのままの自分で。トランスジェンダーの子の気持ちを描く物語。小学校中学年から。

【著者紹介】
アレックス・ジーノ : 1977年アメリカ、ニューヨーク州のスタテン島に生まれる。ペンシルバニア大学卒業。自身がトランスジェンダーで、性別の問題に悩む人のための相談センターで講師をつとめていた。デビュー作である『ジョージと秘密のメリッサ』の刊行後、精力的に講演活動を行っている

島村浩子 : 1965年東京都に生まれる。津田塾大学卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    小学4年生のジョージは男の子だが、内面は女の子。家族に言えないけど、誰かに理解してもらいたいと思っている。特にママには。学校の劇で牝蜘蛛の役を希望したが、先生は聞き入れてくれない。でも、親友の女の子ケリーに本当の思いを打ち明けると、ケリーはジョージの気持ちを理解し、2回目の公演で役を入れ替わることを提案。ジョージはママに気持ちを伝えたい一心で演技。本番を見事に演じ切ったジョージは、自分を解放する喜びを味わう――。劇の原作は、『シャーロットのおくりもの』。ジョージが希望したのが、牝蜘蛛・シャーロットの役。⇒

  • たまきら さん

    自分は、男の子じゃないと思う。そう思ったジョージを最初から応援する親友、そしてお兄ちゃんの姿が素敵でした。ただ、このお話は「シャーロットのおくりもの」を知っているほうが感動が増すので、ぜひそちらを一読することをお勧めします。自分が愛読している小説家・スーザン・ブロックマンは、息子が同性愛者であることを幼少時から見抜き、夫婦で長期にわたって彼のカミングアウトを待ち、フルサポートしています。どんな形であっても、自分自身を模索する子供たちを応援したい。そんな気持ちになれた一冊です。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    トランスジェンダーという言葉を聞いたのは、ここ数年の事のように思います。いつ頃から自分は他の人とは違うようだ、と知るのかジョージを通して知りました。ある程度の知識を持つようになれば他の人と違う事には気づけるでしょうが、それを周りの人に告げるのは…勇気のいることだと思います。まずありのままの自分を受け入れる、ここが大きな第1歩なんですね。周りの人の理解(というかジョージをありのまま受け入れる)があってこそ、ジョージの生きる力になっています。ジョージはジョージという一人の人間です。

  • ふじ さん

    LGBTの10才の男の子(心は女の子)のお話。アジアに比べたら欧米は大変なんだろうな、なよなよした男子に理解ないし。言語も性別がしっかり分かれてるし。と思わせるわりと辛い前半。でも後半は読む手が止まらない。劇で女主人公になることで変わりたいジョージ。徐々に現れる理解者。親からしたら複雑な心境かもしれない。でもこれからのメリッサに幸あれ。新刊なのにさっぱり借りられないけど、入れてよかった。

  • クサナギ さん

    10歳のジョージは体は男の子として生まれたけれど、心は女の子。そのことを友だちや家族には打ち明けられずにいる。ある日学校で『シャーロットのおくりもの』の劇をすることに。ジョージはどうしても大好きなクモのシャーロット役がやりたいが、先生には「男の子にはできない」と言われ……。トランスジェンダーについての児童書。いじめっ子もいるけど、心を許せる親友がいる。両手を広げて迎えてくれる校長先生、出番は少ないけど素敵(脳内ではマギー・スミス)。ジョージがケリーと服選びするシーンが好き。↓続く

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人物・団体紹介

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アレックス・ジーノ

1977年、アメリカのニューヨーク州スタテン島に生まれる。ペンシルバニア大学卒業。作家。デビュー作『ジョージと秘密のメリッサ』(邦訳偕成社)は、多様な性への理解をたすけるすぐれた児童書に贈られるストーンウォール賞、ラムダ文学賞(LGBT児童書/YA部門)などを受賞

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