アサギをよぶ声 そして時は来た

森川成美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784036358304
ISBN 10 : 4036358308
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
237p;20

内容詳細

目的の「とが村」にたどりついたアサギは、偶然にも、タケと出会い、ザコねえも生き口になったことを知る。消息がわからないハヤをさがすアサギ。しかし、そんな彼女を過酷な運命が待ち受けていた。「アサギをよぶ声」、シリーズ完結編。小学校高学年から。

【著者紹介】
森川成美 : 2009年「アオダイショウの日々」で、第十八回小川未明文学賞優秀賞受賞

スカイエマ : 児童書・文芸書の装画や挿絵・新聞・雑誌の挿絵などを幅広く手がける。第四十六回講談社出版文化賞さし絵賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 杏子 さん

    ついに完結!満足できました。アサギも迷いつつ、大きく成長したという印象です。この世界は、まだまだこれからが鍵になるんでしょうね。続きを読んでみたいです。

  • いちごプリン さん

    いやあ、久々に手に汗握る内容の本に出会いましたね。はじめアサギは誰かに頼って戦を始めようとしたけれど、それではダメだと気づいて、すべて自分の力と猿の力で戦いに勝利した。でも、最後の最後まで、こんな闘いは、もう二度としたくはない、という思いも忘れなかった。はあー、読み終えました。

  • 鮎 さん

    次から次へと押し寄せてくる難題、無理だ出来ないと震えながら、それでも立ち上がるアサギ。せめて肩を並べる仲間をと願うのに、信じた人々はいつもアサギを独り遺して去る。けれど手を差し伸べる人もまた、思いもかけないところから現れる。「望みを勘定に入れるな」モノノミカタがもたらすシビアな認識力は、アサギの判断に潜む一筋の光を容赦なく切り捨てる。それは正しい導きとなるが、ひとりぼっちの少女にとりどれほど残酷なことか。掴み取った勝利は甘い果実などではなく、その小さな手に託されたのは、血と泥にまみれた願いの種が一掴み。

  • みよちゃん さん

    いつも聞こえる声、案内死てくれるさる、そして字分の村の掟に疑問が?lastの希望が安堵の気持ちに。

  • 花宴 さん

    シリーズ3作目、完結。手に汗握る展開で一気に読了。アサギには「声」と「猿」という味方がいて、彼女を導いてくれます。でもそれを差し引いてもアサギの物事を見抜く力には目を見張るものがあります。ハヤの教えは日常生活にも役立ちそう。自分のとっさの判断が全く当てにならないのは「望みをかんじょうに入れて判断して」いるからなのだな、と今回思い知りました(>_<")

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人物・団体紹介

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森川成美

作家。東京大学法学部卒業。第18回小川未明文学賞優秀賞受賞。『マレスケの虹』(小峰書店)で第43回日本児童文芸家協会賞受賞。季節風同人

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