アサギをよぶ声

森川成美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784036358106
ISBN 10 : 4036358103
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
220p;20

内容詳細

アサギの村では、十二歳になると、女の子は女屋に、男の子は男屋にはいる。女屋では、結婚のための準備に余念が無い。一方、男たちは、村を守る戦士に選ばれるための修行に励む。アサギは女でありながら、戦士になる夢をあきらめきれない。彼女は掟を破って、ハヤという戦士から教えを受けようとするのだが…。小学校高学年から。

【著者紹介】
森川成美 : 2009年「アオダイショウの日々」で、第十八回小川未明文学賞優秀賞受賞

スカイエマ : 児童書・文芸書の装画や挿絵、新聞・雑誌の挿絵などを幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やな さん

    死んだ父が起こした出来事が原因で、村から忌み嫌われている少女アサギが、男しかなれない戦士を目指す物語。途中イラストが挿入されたり、字が大きかったりで、間違いなく児童書なのだが、大人が読んでも大丈夫。とてつもなくシブい児童書。ラストもシブい。これ、最高やね。

  • 杏子 さん

    この作者は知らなかったけど、面白かったです。ある村に住む少女が戦士になりたい、といろんな努力を重ねて、ついに…! 男は男屋へ入って戦士になる(ならない者もいる)、女は女屋へ入って誰かと結婚する。村の狩り手がとった獲物は村のみんなのもの、みんなが勝手にとりすぎたらどうなるか、掟となって人々を(がんじがらめに締め付け)戒めている、古代の風習。その掟を破ってまでなりたい戦士だったのに…アサギに新たな道は開けるんだろうか。続編がありそうな予感…。

  • みよちゃん さん

    アサギの置かれた状況に謎が。女である前に役に立つ人、特に戦士になりたい。そんな時、助っ人が。始まったアサギの暮らし。父の事。次巻へ。

  • 鮎 さん

    ものごとをありのままに見て、その意味するところを考える。ごくシンプルなこのモノノミカタが、実際にはどれほど難しいことか。こういう考え方の基本を児童書でわかりやすく教えてくれる本書は、とても貴重だと思う。終盤近くでの母親への対応を見ると、アサギはすっかりこの技を自分のものにしている。辛い日々にも腐らず、寡黙に努力を重ね、心に決めた目標をひたむきに追い続ける。もし他に選択肢があればこうはいかない、哀しい窮鼠だったのかもしれない。母親とは違う生き方を選んだアサギが、これからどんな成長を見せてくれるのか。楽しみ!

  • いちごプリン さん

    なんか、じわっとくる本でした。山賊の娘より、こっちのほうが、面白かった!

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人物・団体紹介

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森川成美

作家。東京大学法学部卒業。第18回小川未明文学賞優秀賞受賞。『マレスケの虹』(小峰書店)で第43回日本児童文芸家協会賞受賞。季節風同人

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