ヴィヴィアン・シュワルツ

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はなおとこ

ヴィヴィアン・シュワルツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784033481708
ISBN 10 : 4033481702
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
追加情報
:
27cm,25p

内容詳細

「世界のどこかにもっとぼくにぴったりの場所があるに違いない」と考えたはなおとこ。そんな場所を探して旅に出るが…。絵の中に描きこまれた「顔」を探して楽しめる、イギリスの新鋭コンビのデビュー作。

【著者紹介】
ヴィヴィアン・シュワルツ作 : ドイツ生まれ、イギリス在住。美術学校在学中に執筆した『はなおとこ』がはじめての絵本となる。自身で絵を描いた絵本もイギリスで出版され、話題を呼んでいる

ジョエル・スチュアート : イギリス生まれ。『はなおとこ』がはじめての絵本。その後、自作の絵本、読み物の出版へと活動の幅を広げている。イギリスで今もっとも注目されている新鋭

ほむらひろし : 本名、穂村弘。札幌生まれ。著書に歌論集『短歌の友人』(伊藤整文学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    なんか絵本でありながらかなりシュールな感じのする物語です。はなの存在感というものが絵で強調されてしかもその絵がかなり色彩感覚や図形的にデフォルメされていて見ていて楽しくなります。うまいという言葉が自然に出てきて日本の落語の話も思い出しました。

  • 紫 綺 さん

    シュールな絵本だ〜!シュッとしたはな、おとこの自分の居場所探しの旅。面白いのだが、何となくもの悲しい。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    『花男』ではなく『鼻男』。鼻に足が生えた男性が自分にぴったりの場所を探しにいく物語だけど、これは本当に大変そう。猫や犬に導かれ、いくつかの場所を試してみたがしっくり来ない。自分の嗅覚を信じて街を出て、山や海、氷の世界や熱帯にも足を運んでみたけれど……。イギリス人とドイツ人のコンビによる絵本デビュー作。主人公は鼻だけの存在なんだけど、周りの背景と組み合わさって、表情を作っているのがおもしろい。翻訳は穂村弘さん。シュールで切ない。2009年6月初版。

  • nakanaka さん

    自分の居場所を探し続ける「はなおとこ」の話。かなりシュールな外見のキャラクターでインパクトがありますが、ナンセンス絵本ではなくしっかりとメッセージ性の強い絵本であると感じました。それぞれのページの中心に「はなおとこ」がいて背景と合わせるとうまい具合に人の顔に見えるという構成が面白かったです。大人も子供も楽しめると思います。

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同) さん

    今いる場所は本当に自分がいるべき場所なのか疑問を感じた“はなおとこ”は、自分にぴったりくる場所を探し求めて旅をする物語。この絵本すごいです!はなおとこがいる場所がすべて“顔”に見えます!目でもなく口でもない“鼻”であるはなおとこは、ある意味恵まれているのかもしれませんね。面白かったです!あの穂村弘氏が訳者というのも意外でした。★★★★

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