ともだちくるかな

内田麟太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784032049206
ISBN 10 : 4032049203
フォーマット
出版社
発行年月
1999年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25cm,31p

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読書メーターレビュー

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  • 匠 さん

    キツネと友達になったばかりのオオカミが、自分の誕生日にキツネを招く約束をした。ソワソワしながら待っている姿が健気で可愛い。しかしいくら待ってもやって来ない。かなしい、さみしい気持ちってどういうときか、相手の立場、自分の立場の両方で考えてみる作りになっているのが、小さな子どもにもわかりやすいと思う。真相がわかってホッとした時の喜びと涙。素直に感情を表現するオオカミも、ピュアでやさしいキツネもすごく魅力的だ。

  • masa@レビューお休み中 さん

    【再読】これもまたすごいなぁ。オオカミに何が起きているのかの説明がないのに、なんとなく泣いたり、落ちこんだり、怒ったりする理由がわかるのです。オオカミは、朝からワクワクしながらキツネが遊びに来るのを待ってます。なぜかというと、今日がオオカミにとって特別な日だから…。でも、お昼になっても、夜になっても、ともだちであるキツネは来ません。悲しくって、苦しくって、のたうちまわります。でもでも、オオカミの苦痛はなくなりません。そこで、オオカミはあることをするのですが…。

  • masa@レビューお休み中 さん

    眠れなくて、落ち着かない1日を過ごしていたオオカミ。なんでかというと…オオカミの誕生日だから。たぶんアイツはやってくる。いや、きっとアイツはやってくる。いやいや、絶対アイツはやってくるんだ!悶々としているオオカミを見て、コイツ全然怖くないじゃん。かわいいヤツだよ!なんて思いながら読んでいました。それだけじゃなくて、自分もオオカミと同じように感じた時があったなぁ。あぁ、もしかしたら外見だけで判断して仲良くしなかった人がいたかもしれないなぁ。そんな子供時代の自分に心を馳せてしまうんですよね。

  • テルテル さん

    自分の大切な記念日。誰もが期待する心を許せる友の訪問。連絡もなくその大切な日を忘れ去られているとしたら。いじめを考える絵本『おおきなあな』と共感できる。自分から来てくれと言えずに友が来てくれないことから心の混乱という『あな』に落ちてしまう。どうすれば『あな』は埋まるのか。不安で仕方がない。不安は怒りに変わる。そして、心まで捨てたいと願ってしまう。それはいずれ恐怖に変わる。大事なことは恐怖を作らないこと。心の『あな』を埋める為には、自分で決めつけず会って対話すること。一度結ばれた友情を破壊するのは誤解。

  • とよぽん さん

    「ともだちや」シリーズ2冊目。今度はオオカミが中心。オオカミもキツネに負けないくらい孤独な寂しがり屋だ。オオカミの誕生日を祝うために、キツネが家にやってくるのを待ちわびる。喜怒哀楽の変化の激しさを表す絵が最高に面白い。

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内田麟太郎

作家。1941年、福岡県大牟田市生まれ。詩人、絵詞(えことば)作家。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごと がたごと』(童心社)、『すやすやタヌキがねていたら』『ともだちできたよ』(ともに文研出

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