松田聖子と中森明菜 一九八〇年代の革命 朝日文庫

中川右介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022618146
ISBN 10 : 4022618140
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
367p;15

内容詳細

松田聖子と中森明菜。二人は相反する思想と戦略で、1980年代消費社会を代表するアイドルとなった。当時最前線の作詞家・作曲家が彼女たちに触発されて生み出した作品を論じ、芸能界に蠢く欲望を見事にかいくぐった二人の闘いのドラマを描く。85年以降を大幅加筆した増補版。

目次 : 第1章 夜明け前―一九七二年〜七九年/ 第2章 遅れてきたアイドル―一九八〇年/ 第3章 忍び寄る真のライバル―一九八一年/ 第4章 阻まれた独走―一九八二年/ 第5章 激突―一九八三年/ 第6章 前衛と孤独―一九八四年/ 第7章 華燭と大賞―一九八五年/ 第8章 緩やかな下降線―一九八六年〜八八年

【著者紹介】
中川右介 : 1960年東京都生まれ。評論家。早稲田大学第二文学部卒業。「クラシックジャーナル」編集長、出版社アルファベータ代表取締役編集長として、これまで音楽書、美術書、写真集、文芸書などの多数の本を編集・出版。対比列伝の形式で音楽家などの史伝を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • miho さん

    松田聖子が大好きなのだが、その理由@楽曲とくに歌詞が良いA声が良く映像を喚起させる力があるB大っぴらにディスっても許される感じ。Bが特に重要で、これだけある意味全国民から信頼を置かれているアイドルは彼女以降現れてないのではないかと思う。

  • 華形 満 さん

    今ではAKBに代表される様に何人か束にならないとアイドルというカテゴリーでの生存競争に勝てない時代、80年代はこの二人に代表される様に個人の「個」で勝負していたのだなぁと感慨ひとしお。私は当時でも八神純子やYMOなど時代を先取りしたアーティストに傾倒していたのでアイドルには全く無興味のひねくれた若者であったが今にして思えばアイドル豊作の良き時代であった。一見中立なルポルタージュの様な構成だが、やや作者の主観に偏っている部分も見られ実際はどうだったのか?だが一つの文化として真面目に向き合っており面白かった。

  • Gen Kato さん

    聖子派でも明菜派でもなかった(あえていえばジュリー派でしたな)のに、ページを繰りだしたら一気読み。そして今、聖子と明菜が聴きたくてたまらない。80年代の「歌謡曲」って最高に豊かだったのだ。当時は気づかなかったなあ…

  • イースクラ さん

    読み終わって顔上げた時「あれ?ここ…実家じゃない…」と思うほど頭の中が80年代になってた。「涙」が飾りじゃない人も「涙」がダイヤモンドであり、糸でつなげは真珠の首飾りの人も楽しめるアイドル革命歴史書。

  • mikimikimini さん

    80年代を生きた人が同時代史として懐かしく思い出し、この時代を知らない人が歴史として面白がってくれることを目指した、と「あとがき」にありましたが、私は後者として楽しみました。当時の流行が全く分からないので、「?」な部分も多かったけど、へぇそうなんだ〜と思いながら読みました。

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中川右介

作家、編集者。1960年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、「アルファベータ」を設立。2014年まで、代表取締役編集長として雑誌「クラシックジャーナル」ほか、音楽家や文学者の評伝、写真集の編集・出版を手掛ける。一方で作家としても活躍。クラシック音楽のほか、歌舞伎、映画、歌謡曲な

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