江戸の見世物 岩波新書

川添裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004306818
ISBN 10 : 4004306817
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
246p;18

内容詳細

見世物の歴史は大衆娯楽の歴史である。ラクダ、ゾウ等の動物の見世物、細工見世物、軽業、生人形など、江戸の見世物の実像にせまる。図版多数。買切。

【著者紹介】
川添裕 : 本名、古谷祐司。1956年横浜市に生まれる。1978年東京外国語大学卒業。現在、見世物文化研究所代表。文筆業・出版プロデュース業。跡見学園女子大学国文科兼任講師。日本エディタースクール講師。専攻は芸能史、日本文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chanvesa さん

    スティーブン・ミルハウザーの「アウグスト・エッシェンブルク」のような芸術的なからくり人形とまではいかないまでも、見世物小屋のグロテスクな世界とは異なる一面を書き出している(217頁に著者の意図が述べられている)。ラクダを夫婦円満やその尿を薬としてうたわれたことは、落語の「らくだ」でらくだがらくだとあだ名される理由とまるで異なるので興味深い。

  • シルク さん

    面白かったけど、あれれ……? わたくしこの本、なんで借りたんだろ? と、終盤思っていた。おまけに図書館で予約取り寄せまでして貰って手に入れたんよね。江戸時代、どわっ……と人々押し寄せて、興奮気味に目に焼き付けるは――外国からやって来たという大層奇妙な動物「駱駝」のつがい。江戸と言えば圧倒的な職人社会、その職人が己の腕を極限まで振るって拵えた、目を見張るよな細工物。やんや、やんやの拍手喝采の起きる、名人による各種曲芸。……面白かったが、普段の自分の興味の対象にはあんまり入って来なさそうなところやな。はて。

  • sayzk さん

    まさに本書にあるように「見世物=蛇女、人間ポンプ」の思いを持って(私がそうでした)読むと、本書は少し違います。前者の意味では見世物は絶滅寸前ですが、本書の意味では ”見世物 IS NO DEAD" です。籠で作った人形なんて・・・と現代人は思うかもしれませんが、私、先日、京都で鳥獣戯画の見世物を2時間半位ならんで見物しました。

  • ポメ子 さん

    細工物、軽業、生き人形など見世物小屋の興行の紹介。江戸時代の人々にとっての駱駝など舶来動物と、現在の私たちにとってのオカピとの類似を述べていて、興味深かった。江戸時代の人々が駱駝グッズをよく買ったように、私も初めて見た時、オカピグッズに目がいったなあと思い出した。

  • かんがく さん

    江戸の見世物について、年代・ジャンルごとに説明した本。見世物というものにどんなものがあり、文化的・経済的・宗教的にどういった影響を与えたのかを解説しています。

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