江戸川乱歩作品集 1 人でなしの恋・孤島の鬼 他 岩波文庫

江戸川乱歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003118146
ISBN 10 : 4003118146
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
528p;15

内容詳細

日本探偵小説の開拓者にして第一人者であった江戸川乱歩の作品をテーマ別に精選する。第1巻は“愛のゆくえ”。臆病な愛。モダンな愛。裏切りの優しさと、優しさの酷薄。憧れの強さは殺意を生み、人を異形の存在に変える。「日記帳」「接吻」「人でなしの恋」「蟲」「孤島の鬼」の5篇を収録する。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かわうそ さん

    当時は珍しかったであろう同性愛風味と、現代の目で見れば不適切な内容を含むフリークショー的残酷描写が盛りだくさんに絡み合う「孤島の鬼」だけでおなかいっぱい。初めて読んだけどこれは面白かった。

  • しんすけ さん

    乱歩は小学生のころから読んでいて高校生のころは春陽堂の乱歩著作集を読破したが、本書収録先品はすべて初読だ。 どちらかといえば純文学的な雰囲気もあるから、大衆向け出版社だった春陽堂が敬遠したのだろうか。 「心理試験」「D坂の殺人事件」「人間椅子」「 押絵と旅する男」なども大衆向けとは云えないと思うのだが、春陽堂は収録していた。 アンソロジーは編集者の興味が前面にでるものだから、それを問うても仕方ない。しかし収録作品の全作がすべて初読というのはあまりにも意外だった。

  • 浅香山三郎 さん

    『江戸川乱歩短編集』からの流れ。探偵小説の枠に留まらず、幻想的・猟奇的な想像力を駆使した不思議な作品を収める。「蟲」「孤島の鬼」の怪奇さ、猟奇さが乱歩の真骨頂といふ感じをうける。戦前のエログロ・ナンセンスな文学潮流の流行と、乱歩を受容した読者層の存在に、大正期・昭和初期の不思議なモダンさを感じざるを得ない。

  • K さん

    愛のゆくえをテーマにした乱歩の作品集。「日記帳」「接吻」「人でなしの恋」「蟲」「孤島の鬼」の5篇。短編もそれぞれ楽しめたのですが、なんと言っても、長編の孤島の鬼が秀逸でした。密室殺人に暗号解読、復讐、嫉妬、同性愛…などなど、心躍るキーワードが山盛り。途中で飽きさせることなく一気に読ませてくれます。現代でも色褪せない乱歩ワールドが堪能できる1冊です。

  • Rrr さん

    「人でなしの恋」は高良健吾と満島ひかりのドラマで見たことがあった。耽美。 「蟲」がグロテスクで怖かった。 「孤島の鬼」は乱歩ワールドが爆発。よくこんな世界観を思いつくなあ。

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人物・団体紹介

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江戸川乱歩

1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以降、探偵小説を次々と発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」など。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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