広辞苑 第七版 普通版

新村出

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000801317
ISBN 10 : 4000801317
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
3216;24

内容詳細

10年ぶりの大改訂。充実の最新版、満を持して登場

【第七版の特長】
■各界第一線の専門家が執筆
 第六版に収録されている項目を分野ごとに抽出し、各界の専門家が全面的に校閲。文学・歴史から物理学・医学、美術・音楽に武芸・茶道、スポーツ・サブカルチャーまで、学問の研究の進展や最新の動向を反映し、また旧版の不備を補うなどして、より正確で簡潔な解説に改めました。一方、現代生活や各分野の理解に必須の言葉を新たに選定、執筆していただいています。

■言葉の変化、意味の違いをみつめる
 世の中の激しい動きにともない、言葉の意味も変化していきます。新しく生じた意味は、その定着度を吟味しながら過不足なく加えました。また、言葉を発信する機会が増え、それぞれの言葉の意味を的確に把握し表現したいというニーズも増しています。動詞・形容詞を中心に類義語の意味の違いが分かる語釈を追求しました。

■日本語の基礎を見直す
 言葉の根本の意味をきちんととらえた上で、歴史的な意味変化に沿って語釈を与えるのが『広辞苑』の流儀。その基本に立ち返り、「万葉集」「源氏物語」など古典から引用した用例を総点検しました。その結果、基礎語の語釈を全面的に書き換えたり、見出しの形を改めたりした例も少なくありません。その他の古語項目もさらに充実させました。

■新たに一万項目を追加
 第六版刊行後に収集した言葉に加えて、旧版までは採用しなかった言葉もあらためて検討し、日本語として定着した語、または定着すると考えられる言葉を厳選。新加項目は約一万に達しました。ネットで何でも検索できる時代だからこそ、言葉の使用場面を越えた中心的な意味を一読して把握できるように、余分な言葉をそぎ落とし洗練した語釈を付しました。

■用紙・造本の質をさらに向上
 第七版の本冊は第六版よりも一四〇ページ増加、しかし厚さは変わりません。製本機械の限界である八pに収まるように、さらに薄い紙を開発した結果です。しかも、手に吸い付くような、めくりやすい「ぬめり感」は保持したまま。これを高度な印刷・製本技術で一冊にまとめています。

【著者紹介】
新村出 : 1876年(明治9)山口県に生まれる。号は重山。言語学を専攻、東大助教授を経て京大教授。特に、キリシタン語学に新生面をひらき、語源語誌説に卓見を示す。文化勲章受章。1967年(昭和42)8月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん さん

    正確には三浦しをんさんの「広辞苑をつくるひと」を読んだのだ。頑丈な広辞苑、それこそ沢山の工程や技術そして最終的な仕上げ作業は人の手を経て出来ていたとはビックリでした。PCや携帯が身近になって辞書を引くということが遠くなってしまったが、広辞苑が欲しくなってしまったじゃないですか、しをんさん。短気で大雑把な私には向かない国語研究所のお仕事や製函所の職人さん、かっこいいです。しをんさんに声をかけた岩波書店辞典編集部にナイスを!

  • 七色一味 さん

    読破。…第七版、買っちゃおっかな。

  • matfalcon さん

    図書館本。『広辞苑をつくるひと』@非売品、読メのエントリーがないから、ここでええやろ?さんきゅうたつお並みに辞書のコレクターを自任するオレとしては著者の『舟を編む』に続けて見て見ぬふりはできません。一点。桑名さんとのやり取りで手芸の性別役割分業(p.140)論に三浦しおんが乗っけられてる点は迂闊。

  • はるき さん

    しをんさんの小冊子。 検索エンジンが何でも教えてくれる時代ですが、辞書を引いて言葉の海を泳ぐ歓びに勝るものはありません。広辞苑がほしくなります。

  • ゆーり さん

    まず図書館にあったのがびっくり。奥付に「寄贈」のハンコ。広辞苑ができるまで。国立国語研究所の章は、もろ「舟を編む」の世界。しかしその後の、形として本当に広辞苑を「作る」活字、挿絵、函、製本。こんなに繊細できっちりした作りをしているとは。それを思わせない当たり前さが「やっぱり広辞苑だわ」

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人物・団体紹介

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新村出

言語学・日本語学者。1876年山口県生まれ。東京帝国大学文科大学博言学科卒。京都帝国大学教授(退官後名誉教授)、文学博士、帝国学士院会員。日本における言語学・日本語学の確立に貢献、西洋言語学説の紹介、国語史、キリシタン版による南蛮研究などその業績は幅広く、国語辞典『広辞苑』編纂者として著名。1956

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