日本列島の巨大地震 岩波科学ライブラリー

尾池和夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000295857
ISBN 10 : 4000295853
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
128

内容詳細

かならず来る次の大地震に向けて、地震学にできること、私たちが学んでおくべきことは何か。最新の研究成果と地球科学の知見をもとに、地震と日本列島の関係を解き明かし、その未来を描く。〈受賞情報〉毎日出版文化賞自然科学部門(第67回)

【著者紹介】
尾池和夫 : 1940年東京生まれ。1959年私立土佐高等学校卒業。1963年京都大学理学部地球物理学科卒業。1988年から京都大学教授(地震学)。京都大学理学研究科長、理学部長、副学長を経て、2003年12月〜2008年9月まで京都大学総長。国際高等研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • calaf さん

    地球の歴史から見ると極々最近に作られた日本列島。そこは、4つの大陸プレートの押し合う複雑な領域で、世界の中でも地震や火山活動が非常に活発な地域。今回起こった東日本大震災を中心に、日本列島における過去の大地震の研究を解説している。もちろん研究を推進する事は必要だけど、地震予知は、まだ夢のまた夢という感じかなぁ...

  • K さん

    (201109,453.21)東日本大震災直後に書かれた本。小規模な前兆→静穏→直前の前震群→本震→余震。この法則性を生かして地震予知ができるという。福島第一は高台を削って作った(でも水を取るにはそれしかなかっただろう)。地震には季節性がある?→北海道太平洋地震が冬に起きたらについてのシミュレーションが先日新聞に出たのも関係あるのかも。ニュース速報で「津波はない」という理由を私も知りたい。それで、ここで福島沖で発散したから、あと1000年ぐらいないの?

  • joymanChaneD さん

    流し読みだが、大地震に季節性があるという仮説に興味が湧いた。たしかに、大地震で避難する人々はいつも寒そうに思う気がする。あと、「この地震による津波の心配はありません」に理由を付すべきという意見には賛成。

  • takao さん

    p.35 地球物理学の専門家のなかには、福島県沖では巨大地震が起きないと主張していた人が何人かいた。太平洋プレートは1年に9センチ動いて、大きな地震を起こさずに沈み込んでいるというモデルを考えていた。一方、ペルー沖では海溝近くまでプレート境界が固着して、陸側のプレートが潜り込むプレートと同じように動いているということが知られていた。

  • 最終バック九番手 さん

    日本付近の大地震には季節性があり三陸以北の太平洋側では二〜五月で特に三月に集中しており宮城県沖以南では九〜一月で特に十二月に集中している…参考文献:あり…第1刷発行:2011年10月26日…本体1200円

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

尾池和夫

静岡県立大学学長。地球科学者。専門は地震学。京都大学博士(理学)。京都大学名誉教授。1940年東京に生まれ高知で育ち、土佐高等学校を卒業。63年に京都大学理学部地球物理学科を卒業後、同防災研究所助手、助教授を経て、88年に理学部教授。京都大学第24代総長、京都芸術大学学長を務め、現職。地震学会委員長

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品