大理石の男

◆スターリン時代の記録映画を撮ろうとする若い世代を主人公に、ポーランドが乗り越えて来た戦後を重厚に描く。
◆本国で大ヒットにもかかわらず、内容から政府により2年間の海外上映禁止とされるが、当局に無断で1978年のカンヌ国際映画祭に出品され、国際批評家連盟賞を受賞した。
◆4年後の1981年にワイダ監督が撮った『鉄の男』（1981年カンヌ国際映画祭・最高賞パルムドール受賞）は本作の続編。
★1978年カンヌ国際映画祭：国際批評家連盟賞　★キネマ旬報ベストテン外国映画第4位

＜仕様＞
■音声：ポーランド語 Dolby Digital モノラル
■字幕：日本語字幕
■ディスクタイプ：片面1層

※仕様およびデザインは変更になる場合がございます。

＜スタッフ＞
監督：アンジェイ・ワイダ／脚本：アレクサンドル・シチボル・リルスキ／撮影：エドヴァルト・クウォシンスキ／音楽：アンジェイ・コジンスキ

＜キャスト＞
出演：イエジー・ラジヴィオヴィッチ／ミハウ・タルコフスキー／クリスティナ・ヤンダ／タデウシュ・ウォムニッキ

＜あらすじ＞
スターリンが共産圏を支配していた1950年代の労働英雄を卒業製作のテーマに選んだ映画学校の学生アグニェシカは、博物館の倉庫でかつての労働英雄ビルクートの大理石像を発見する。その男の真実を探ろうと彼女は調査を開始する…。

作品データ：原題 CZLOWIEK MARMURU／1977年　ポーランド映画／パートカラー／スタンダードサイズ／モノラル／161分（日本公開1990年）

発売・販売：株式会社KADOKAWA
©Studio Filmowe KADR／©Studio Filmowe PERSPEKTYWA

映画大学に学ぶ女子学生が、スターリン時代に作られた英雄労働者の大理石像が放置されているのを見つける……。巨匠アンジェイ・ワイダが、その女子学生の行動を通して社会主義ポーランドの暗部をえぐっていく。(CDジャーナル　データベースより)