永遠の門 ゴッホの見た未来

幾つもの説が混在する、美術史上最大の謎＝ゴッホの死。（ミステリー）
その謎（ミステリー）が、130年の時を超え、いま解き明かされる！

◆美術史上最大の謎＝ゴッホの死を、名匠ジュリアン・シュナーベル監督（『潜水服は蝶の夢を見る』）がいま解き明かす！
魔法のようなタッチで、見慣れた＜ひまわり＞や＜アイリス＞、当たり前にそこにある＜星＞や＜月＞が不思議な魅力を放ち、観る者に陶酔感をもたらす画家フィンセント=ファン･ゴッホ。その死には、130年の時を経た今なお幾つもの説が混在し、美術史上最大の謎とされている。そんなゴッホの死の謎に迫ったのが、自身も画家であり、代表作『潜水服は蝶の夢を見る』でアカデミー賞4部門にノミネートされ、カンヌ国際映画祭とゴールデン・グローブ賞の監督賞を獲得した映画監督ジュリアン・シュナーベル。また、脚本は、アカデミー賞名誉賞を授与された、『存在の耐えられない軽さ』などで高名なジャン=クロード・カリエール。ゴッホの謎の死に、一つの答えを提示する。

◆本作でアカデミー賞主演男優賞ノミネートのウィレム・デフォー他、マッツ・ミケルセン、オスカー・アイザックら超豪華俳優陣競演！
キャリアの集大成にして頂点の演技でゴッホを演じるのは、本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたウィレム・デフォー。撮影前から南フランスのアルルの大地を歩き回り、監督シュナーベルに絵画を学び、まずは肉体からやがて存在そのものまでゴッホへと変貌していった。ゴッホと刺激を受けあったゴーギャンには、『スター・ウォーズ』新シリーズのオスカー・アイザック。最後は決裂したとされるゴッホとゴーギャンの友情にも、温かな光を灯すような新たな解釈が加えられた。さらに、“北欧の至宝”と賞賛される名優のマッツ・ミケルセンや、『潜水服は蝶の夢を見る』のマチュー・アマルリックら豪華俳優陣が脇を固め、ゴッホが生きた時代を色鮮やかにスクリーンに描き出す。

＜仕様＞
2018年イギリス・フランス・アメリカ合作／DVD（片面・二層）／16:9 LB シネマスコープサイズ／本編約112分＋特典映像約9分／カラー／
音声：（オリジナル）英語・フランス語　ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド
字幕：1.日本語字幕 2.日本語字幕（デカ字幕）

＜特典＞
【特典映像予定】
●メイキング
●オリジナル予告篇

※仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

＜スタッフ＞
監督・共同脚本：ジュリアン・シュナーベル（ 『潜水服は蝶の夢を見る』『バスキア』）
共同脚本：ジャン=クロード・カリエール（『シラノ・ド・ベルジュラック』『存在の耐えられない軽さ』）
共同脚本・共同編集：ルイーズ・クーゲルベルグ（本作で映画脚本・編集デビュー）
撮影：ブノワ・ドゥローム（『シクロ』『青いパパイヤの香り』）
美術：ステファン・クレッソン（『ダンケルク』『ヒューゴの不思議な発明』）
衣装：カレン・ミュラー・セロー（『毛皮のヴィーナス』『愛、アムール』）
音楽：タチアナ・リソフスカヤ（本作で映画音楽デビュー）

＜キャスト＞
ウィレム・デフォー（『スパイダーマン』シリーズ『アンチクライスト』）
ルパート・フレンド（『プライドと偏見』『リバティーン』）
マッツ・ミケルセン（『007 カジノ・ロワイヤル』『偽りなき者』）
オスカー・アイザック（『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』）
マチュー・アマルリック（『潜水服は蝶の夢を見る』『007 慰めの報酬』）
エマニュエル・セニエ（『赤い航路』『ナインスゲート』)

＜ストーリー＞
パリでは全く評価されなかったゴッホは、「新しい光を見つけたい」と南フランスのアルルへ向かう。どこまでも続く大地、風になびく麦の穂や沈みゆく太陽を見つめるゴッホは、「永遠が見えるのは僕だけなのか」と自身に問いかける。そんな中、パリからやって来たゴーギャンに心酔するゴッホだったが、共同生活は長くは続かなかった。孤独を抱えて、ひたすら自らが見た世界をカンバスに写し取るゴッホは、やがて「未来の人々のために、神は私を画家にした」と思い至る。晴れ晴れと穏やかなその瞳が最期に映したものとは――。

劇場公開：2019年11月8日(G)

発売元：ギャガ
販売元：松竹
提供：ギャガ、松竹
© Walk Home Productions LLC 2018

ウィレム・デフォーがゴッホ役を演じ、その死の謎に迫った伝記映画。画家としてパリでまったく評価されなかったゴッホは出会ったばかりの画家ゴーギャンの助言に従い、南仏のアルルにやって来たのだが……。監督は名匠ジュリアン・シュナーベル。(CDジャーナル　データベースより)