晩春　デジタル修復版 DVD

原節子の記念すべき、小津作品出演第一作！
父と娘の愛の絆を映し出す名編
デジタル修復版が、あの頃映画シリーズに登場！
●最先端の修復技術で、公開当時の映像を復元したデジタル修復版！
あの頃映画シリーズにて、お求めやすい価格のＤＶＤで登場
デジタル修復作業は4Ｋスキャン、4Ｋ修復、4ＫＤＣＰ制作で行いました。
作業は米国シネリック社がニューヨーク、インド、ポルトガルのラボにて行い、本作の撮影助手を務めた川又氏とその川又氏に師事した近森眞史氏による監修のもと国内で追加作業を行いました。「東京物語」や小津カラー4作品の修復すべてに携わってきたお二人による監修により、小津監督の狙いに忠実に、1コマ1コマを丁寧に傷消しや色調整し、１カット１カット丁寧に画調を再現しています。また、音声修復は米国オーディオ・メカニックス社が担っており、日本が誇る巨匠の作品に国際的な技術を結集することで本デジタル修復版が完成しました。
●世界中の映画人からリスペクトされ続ける名匠・小津安二郎監督が、初めて娘の結婚や親の孤独を描き、以降の作品群の基軸ともなった記念碑的作品！
●原節子の記念すべき、小津作品出演第一作！以後、笠智衆や杉村春子などと併せて、小津映画の顔となっていく。
●キネマ旬報ベストテン第１位、毎日映画コンクール大賞など、戦後小津映画の栄光の始まり！
●戦後、徐々に復興を遂げつつあった東京や、鎌倉や京都など日本古来の風景や文化の美しさ。
●クライマックスの父娘旅行の夜、部屋に置かれた壷の謎は、今なお世界中の映画ファンの議論の的に！


ふたり暮らしの周吉と娘の紀子。婚期を逃しかけている娘を心配した周吉は、自らも結婚すると偽って、彼女を結婚に踏み切らせようとするが……。親子の葛藤を小津安二郎ならではの語り口で描く。(CDジャーナル　データベースより)