ミスタージャイアンツ勝利の旗

●昭和を代表するヒーロー・長嶋茂雄が“自身”を演じ、熱狂的ファンと綴る感動のドラマ！

時代は 1960年代、日本の高度経済成長期の真っ只中。人々は読売巨人軍の４番打者・長島茂雄の活躍に夢を重ね、熱狂していた。1962 年（昭和 37 年）シーズン、チームは低迷、自身も入団以来初の2割台の打率と無冠に終わった長嶋は箱根の山中に籠り復活を期したトレーニングを重ねていた。そして始まった1963 年（昭和 38 年）シーズン、巨人軍は勝ち続け長嶋の打棒は冴え三冠王へ突き進んでいた。
だが長嶋を応援する少年ファンの突然の事故死やシーズン終盤にきてのデッドボールによる負傷欠場など不運が長嶋に降り注ぐ。己の打棒を信じてひたすら勝利へと突き進む長嶋の命運は……!?
長嶋を応援する日本全国の熱狂的ファンと、彼を温かく見守る関係者の目線を通して、長嶋本人が“自身”を演じて栄光のシーズンを振り返る。フィクションと実写で織りなす感動のドラマ！

●最盛期”の長嶋茂雄ほか、巨人軍スター選手、東宝豪華俳優陣が総出演！！

“ミスター・ジャイアンツ”長嶋茂雄は、1958年（昭和 33年）東京六大学のスターからプロ野球・読売巨人軍に入団。攻守走全てを兼ね揃えたオールラウンドプレーヤーとして数々の栄光の記録を打ち立てた。
この映画は長嶋人気が絶頂を極めていた、1964年（昭和 39年）2月に公開。その前年 1963年（昭和 38年）、
巨人軍が日本一を奪回したシーズンが描かれている。
この時長嶋は 27 歳、まさに選手としての絶頂期を迎えており、自身の生涯ベストシーズンのひとつに数えられている。今や伝説となった長嶋の華麗なフットワークをクリアな映像で見られる三塁守備の特訓シーンはまさにファン必見！
また“世界のホームラン王”王貞治、“V9 監督”川上哲治をはじめ、当時の巨人軍のスター選手が勢揃い。
長嶋を見守る球団スタッフ役にフランキー堺、熱狂的ファン役を伴淳三郎が演じる。その他、淡島千景、沢村貞子、大空真弓など豪華女優陣も多数集結し感動のドラマに花を添えている。

＜スタッフ＞
製作：佐藤一郎/金原文雄／脚本：八住利雄／監督：佐伯幸三／撮影：黒田徳三／協力：読売巨人軍

＜キャスト＞
読売巨人軍 長嶋茂雄/淡島千景/大空真弓/伴淳三郎/読売巨人軍 王 貞治/藤田元司/広岡達朗、
国松 彰/柴田 勲/川上哲治/西鉄ライオンズ 中西 太/フランキー堺

劇場公開：1964年2月12日

©1964 TOHO CO.,LTD.

1960年代に日本中を沸かせた巨人軍の4番打者・長嶋茂雄が、自身を演じて栄光のシーズンを振り返る。フィクションと実写で織りなされる感動ドラマを初パッケージ。淡島千景やフランキー堺らが共演。(CDジャーナル　データベースより)