モーツァルト(1756-1791)

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『フィガロの結婚』全曲 グート演出、ニコラウス・アーノンクール&ウィーン・フィル、ネトレプコ、ダルカンジェロ、他(2006 ステレオ 日本語字幕付)(2DVD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCBG9313
組み枚数
:
2
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

クラシックDVD名盤セレクション2021(初回生産限定)
アーノンクール、ネトレプコ/モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』


この『フィガロの結婚』のクラウス・グートによる新演出上演は数々の催しがあった2006年の生誕250年モーツァルト・イヤー全体を通しての最も大きな芸術的成果といっても過言ではありません。台本にはない天使ケルビムを登場させ、人間の二面性、二律背反から発する苦悩を強調した辛口の演出と、ネトレプコ、シェーファー、ダルカンジェロをはじめとする豪華歌手陣を配し、丹念に音楽を作り上げたアーノンクールの感動的な演奏は、この名作に新たな生命を吹き込んでいます。(メーカー資料より)

【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』全曲


 フィガロ…イルデブランド・ダルカンジェロ(バス)
 スザンナ…アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
 アルマヴィーヴァ伯爵…ボー・スコウフス(バリトン)
 アルマヴィーヴァ伯爵夫人…ドロテア・レシュマン(ソプラノ)
 ケルビーノ…クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)、他
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 演出:クラウス・グート
 制作:2006年7月、ザルツブルク、モーツァルト・ハウス(ライヴ)
 特典映像:インタビュー映像

 収録時間:本編201分、特典26分
 COLOR/片面2層/NTSC/16:9LB
 音声:1. リニアPCMステレオ、2. DTS 5.1chサラウンド
 字幕:1. 日本語、2. イタリア語

総合評価

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まず、アーノンクール指揮のウィーン・フィ...

投稿日:2011/07/20 (水)

まず、アーノンクール指揮のウィーン・フィルの演奏の素晴らしさに脱帽。テンポは遅めだが、実に彫が深くて味わい深く、円熟の極致だ。そして、歌手も皆極めてレベルが高い。ネトレブコは椿姫の頃の初々しさはなくなったが、相変わらずの美声だ。ただ、残念なのは演出。特に、あの白い羽の生えた天使?は何???全く意味不明。それさえ我慢すれば、近年まれに見るフィガロの名演だ。最後に、ブルーレイで視聴した音質・画像の素晴らしさは絶品だ。数あるソフトの中でも屈指の出来だ。

カバポチ さん | 神奈川県 | 不明

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各地で引っ張りだこのクラウス・グートはさ...

投稿日:2009/10/31 (土)

各地で引っ張りだこのクラウス・グートはさほどの演出家とも思われないが(××から拝借したのでは、というアイディアも多いし.同年ザルツの《ツァイーデ/アダマ》やハヤ・チェルノヴィン《プニマ》も見た)、普通とちょっと異なった切り口でまあまあ正解の舞台.フィガロの出生の秘密以上にケルビーノはロマン主義的な形象だろうが、グートの演出は時代設定等を解消してケルビーノの幻想的な伏線を張っておき、新たに作ったケルビム(ザルツブルグの聴衆に分かり易いようにとの意図も大きかろう)を他の登場人物にややアンビヴァレントに絡ませる一方、当のケルビーノは何も知らないかのように舞台中を逍遙する.同役のシェーファーがちょっと吃驚するような上手さで、彼女ありきで作った演出という気がしなくもないが、別にそこに拘らずとも、凍り付くような婚礼の舞踏(ニキ・ド・サンファールの初期の否定性を思わせる、膨らんだ花嫁衣装!)など印象的な場面はある.アーノンクールがまた舞台のロマン性に過剰気味に反応してしまい、普通はあまり感じない濃厚な悲劇性に傾斜した音楽づくり(《もう飛ぶまいぞ》と最後の幕切れの荘重さ!).要するにあまりバランスの良い解釈ではないが、さすがに歌手陣は主役のダルカンジェロ、ネトレプコからマクラフリン(マルチェリーナ)、リーバウ(バルバリーナ)に至るまで巧い(スコウフスとレシュマンはやや大仰だが).アーノンクールの音楽性と波長が合えば楽しめるだろうし、合わなければ徹底して退屈するだろうソフト.反発するかのように適度に我が道を行くヴィーン・フィルも聴きものだ.尚ORFによる初日のライヴ中継では演出家のみならず指揮者への盛大なブーが聞かれたが、かなり綺麗に証拠隠滅されている(笑).今年の《コジ》を以て完結したグートのダ・ポンテ三部作ではヴィーン版を用いた《ドン・ジョヴァンニ》が出色の面白さだったので、ぜひソフト化を望みたい.

ombredouble さん | 東京都 | 不明

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評判の高いネトレプコ聞きたさに購入しまし...

投稿日:2009/06/06 (土)

評判の高いネトレプコ聞きたさに購入しました。多くの方が書いておられるように、あの天使は一体何のためにいるのでしょうか。登場人物の心の葛藤を表しているのでもなさそうだし、全く存在意義が認められません。歌唱陣ももうひとつぴりっとしません。舞台装置も簡略に過ぎます。

著名な登山家 さん | 和歌山県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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