ベートーヴェン(1770-1827)

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Blu-spec CD 2

ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』、モーツァルト:クラリネット協奏曲 小澤征爾&水戸室内管弦楽団、リカルド・モラレス

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD1433
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明

盟友に捧げた、渾身の『運命』ライヴ!

小澤征爾&水戸室内管弦楽団ベートーヴェン・シリーズ第3弾は交響曲第5番『運命』。2016年3月に水戸で収録されたライヴ録音です。水戸室内管弦楽団が『運命』を演奏するのは初めて、さらにはホームグラウンドである水戸芸術館で『運命』が演奏されたのも初めてでした。『運命』をやろうと小澤征爾に勧めたのが、前回までティンパニを務めていた元ウィーン・フィル奏者のローランド・アルトマンで、小澤征爾も彼のティンパニで『運命』を演奏することを楽しみにしていました。しかし、残念なことにアルトマンは2016年2月に病のために亡くなってしまいました。演奏会当日は、アルトマンの死を悼み、モーツァルトのディヴェルティメント K.136の第2楽章が献奏されました。
 演奏会後半に演奏された『運命』は、小澤征爾とオーケストラのメンバーが一丸となり、 躍動感に溢れ、力強く感動的な演奏を披露し、満員の 聴衆が総立ちとなりました。水戸公演のあとに行われたサントリーホール公演では天皇皇后両陛下もお見えになり、再び圧倒的な演奏で盛んなスタンディング・オベーションを受けました。
 このアルバムには、水戸公演後半に演奏された『運命』 と、前半に指揮者無しで演奏されたモーツァルトのクラリネット協奏曲をカップリング。協奏曲では、サイトウ・キネン・オーケストラにも参加しフィラデルフィア管弦楽団首席でもある水戸室内管弦楽団のメンバー、リカルド・モラレスがソロを務めています。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
2. ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』

 リカルド・モラレス(クラリネット・ソロ:1)
 水戸室内管弦楽団
 小澤征爾(指揮:2)

 録音時期:2016年3月25,27日
 録音場所:茨城県、水戸芸術館
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


【小澤征爾プロフィール】
1935年、中国のシャンヤン(旧奉天)に生まれた小澤征爾は、幼いころからピアノを学び、成城学園中学校を経て桐朋学園で故齋藤秀雄に指揮を学びました。1959年秋、フランスのブザンソンで行なわれたオーケストラ指揮者国際コンクールで第1位を獲得。
翌年、クーセヴィツキー賞を受賞しました。 西ベルリンでヘルベルト・フォン・カラヤンに師事していた小澤征爾は、バーンスタインの目にとまり、1961/62年のシーズンには、ニューヨーク・フィルの副指揮者をつとめ1962年1月、サンフランシスコ交響楽団を指揮し、アメリカ・デビューを果たしました。
 1964年の夏から5年にわたる夏の間、シカゴ交響楽団のラヴィニア・フェスティバルの音楽監督、トロント交響楽団では4シーズンにわたって音楽監督をつとめ1970年からタングルウッドで4年間にわたって毎年夏、ボストン響を指揮しました。1968年1月ボストン・シンフォニー・ホールではじめて同交響楽団を指揮し、1970年タングルウッド音楽祭の芸術監督に就任、その年の12月サンフランシスコ交響楽団の指揮者・音楽監督に就任し活動をはじめました。1973年ボストン交響楽団の第13代音楽監督に就任、1976年春にはサンフランシスコのポストを退き、1976/77年のシーズンからサンフランシスコ響の音楽アドヴァイザーに就任しました。
 ボストン響の音楽監督として、アメリカ国内はもとより、オーケストラの評価を国際的にも高め、1976年のヨーロッパ公演および1978年3月の日本公演で多大の成果を挙げています。
 中国政府の公式招待により、北京中央楽団と一週間にわたって公演し、1年後の1979年3月にはボストン交響楽団を率いて再度訪中し、演奏活動に加えて、中国音楽人の指導・学習、並びに討論会など、文化交流を果たしました。1981年3月には、楽団創立100 周年を記念して、アメリカ14都市演奏旅行を果たし、同年秋には、日本、フランス、ドイツ、オーストリア、イギリスを回る世界公演を行いました。その後も1984年、88年、91年にヨーロッパ公演と1986年、1989年には日本公演を行い、いずれも絶賛を博しています。
 小澤征爾はヨーロッパでの評価と人気も絶大なものがあり、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどのオーケストラを定期的に指揮しています。また、オペラの方面でもパリ・オペラ座、ザルツブルグ、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場にしばしば出演し絶賛を博しています。
 1983年12月には、メシアンの唯一のオペラ「アッシジの聖フランチェスコ」をパリ・オペラ座で初演し、ニューヨーク、東京でも演奏しセンセーショナルな話題を集めました。 日本においては、創立時より密接な関係にある新日本フィルと定期的に活動しており、1991年秋より名誉芸術監督の任にあります。
 オペラの分野でもしばしば指揮を行っており、特に1989年より始めた「ヘネシー・オペラ・シリーズ」では海外から一流歌手や演奏家を招いての上演で、高い評価を得ています。
 サイトウ・キネン・オーケストラを、秋山和慶とともに恩師齋藤秀雄を偲んで1984年に組織し、東京・大阪公演で大成功を収め、1987年、1989年、1990年、1994年にはヨーロッパ公演を、1991年にはヨーロッパ、アメリカ公演を行い絶賛を博し、1992年より、芸術的念願であった国際的音楽祭“サイトウ・キネン・フェスティバル松本”へと発展させ、大きな注目を集めています。さらに98年にはサイトウ・キネン・フェスティヴァルで演奏された「カルメン会修道女の対話」は特に高い評価を受けています。
 レコーディング活動も活発で、フィリップスとドイツ・グラモフォンを中心に50枚以上のレコード、CDを制作ボストン交響楽団とのマーラーの交響曲全集を完結。最近では、サイトウ・キネン・オーケストラとベートーヴェンの録音に取り組みんでいます。(HMV)

内容詳細

このコンビによるベートーヴェン・シリーズ第3弾。名手集団の意欲に火をつける小澤の得意技が遺憾なく発揮され、迫力さえ感じさせる推進力を持った演奏。演奏会では逆の順番だったが、アルバムでは後に置かれたクラリネット協奏曲(指揮者なし)が、温かく優しく“熱”をさましてくれる。(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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