CD

ヴェルディ/歌劇[ナブッコ]全曲 ジュゼッペ・シノーポリ/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCG2887
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

作品の根源的パワーが噴出!
シノーポリ/ヴェルディ:ナブッコ

1982年デジタル。当時シノーポリは《ナブッコ》上演の経験を持たず、初見で行われたという録音。テンポ・ルバートや壮絶なストレッタ(曲調の最後で急にテンポを加速する)が随所に登場、とても初見とは思えないダイナミックで衝撃的演奏です。歌手も声に威力のある強力布陣。凄いナブッコです。

・ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』全曲

 ピエロ・カプッチッリ
 プラシド・ドミンゴ
 ゲーナ・ディミトローヴァ
 エフゲニー・ネステレンコ
 ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ、他

 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
 ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

 録音:1982年[デジタル]

 *歌詞対訳付き

内容詳細

紀元前6世紀に実在したバビロニア王の史実に基づいた、情熱のかたまりと言っても過言ではない熱いオペラ。シノーポリ初のオペラ全曲録音。彼のぐいぐいと真っ直ぐに突き進む指揮にかりたてられ歌手もオーケストラも一丸となっている。その息をもつかせぬ演奏は凄いの一言につきる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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序曲からして情熱的です。若きヴェルディの...

投稿日:2010/03/28 (日)

序曲からして情熱的です。若きヴェルディの血気盛んなさまを感じます。 ロック・ミュージックと形容すると誤解を受けますが、まるでロックを聴いているような興奮を覚えます。 終幕の一部にアカペラ(無伴奏)の部分があったりと音楽的に実験をした所もありなかなか面白いです。 この歌劇『ナブッコ』はタイトルロールはバリトンですが、テノール、ソプラノ、メゾソプラノの三角関係と状況が歌劇『アイーダ』になんとなく似ています。 ただ『ナブッコ』ではテノールとメゾ・ソプラノが恋仲で恋敵がソプラノです。 メゾ・ソプラノは囚われた敵国の王の娘(まるでアイーダ)というように声柄が入れ替わっています。 またナブッコが奴隷に産ませたというドラマティック・ソプラノのためのアビガイッレという役の存在も面白いです。 これがまたメゾ・ソプラノ的な性格を持っています。 歌うのが難しい大変な役ですが、このCDではゲーナ・ディミトローヴァが力強い素晴らしい歌唱力を聴かせてくれます。 主役ではありませんがザッカリーアを歌うネステレンコとイズマエーレを歌うドミンゴも立派です。 合唱のパートも多く、演奏も素晴らしいです。 物語の時代は旧約聖書の記述をもとにした紀元前6世紀で、バビロニアやユダやイスラエルやヘブライなど日本人には分かりにくい背景がありますがドラマだけでももちろん楽しめます。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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