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Blu-ray Disc

サクリファイス

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KIXF4192
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Blu-ray Disc

内容詳細

1986年のカンヌ映画祭で史上初の4賞受賞に輝いた、『惑星ソラリス』『鏡』『ストーカー』『ノスタルジア』などの傑作を世に送りつづけたA・タルコフスキーの遺作。

 ★1986年カンヌ国際映画祭 4部門受賞(審査員特別グランプリ、国際批評家連盟賞、芸術貢献賞、全キリスト教会審査員賞)
 ★1987年英国アカデミー賞 外国語映画賞 受賞

1986年スウェーデン・イギリス・フランス

<キャスト>
エルランド・ヨセフソン (アレクサンデル)
スーザン・フリートウッド (妻アデライデ)
アラン・エドヴァル (郵便局員オットー)
グドルン・ギスラドッティル (召使いマリア)
スヴェン・ヴォルテル (医師ヴィクトル)
ヴァレリー・メレッス (小間使いジュリア)
フィリッパ・フランセーン (娘マルタ)
トミー・チェルクヴィスト (“子供”)

<スタッフ>
監督/脚本/編集:アンドレイ・タルコフスキー
 (『惑星ソラリス』 『鏡』 『ストーカー』 『ノスタルジア』 )
製作:カティンカ・ファラゴー
製作総指揮:アンナ・レ―ナ・ウィボム
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
共同編集:ミハウ・レシチロフスキー
音楽:J・S・バッハ『マタイ受難曲』より
 アリア「憐れみ給え、わが神よ」(独唱:ユリア・ハマリ)ほか

<ストーリー>
スウェーデンの南、バルト海を臨むゴトランド島。初夏の日差しを浴びながら、大学教授のアレクサンデルが息子と枯れた松の木を植えている。息子は言葉を発することが出来ず、アレクサンドルは悲嘆に暮れる。やがて誕生日を迎えたアレクサンドルの家へ、親友の医師ヴィクトルと郵便配達人オットーがやってくる。 白夜、テレビは核戦争勃発の声を伝えている。パニックに陥る人々。興奮した妻のアデライデは人生への後悔と呪詛を口走り、息子は苦しんで眠っている。隣室では、ヴィクトルを誘って服を脱ぐ娘のマルタ…。 アレクサンデルは、初めて神への願いを発する。「私の持てるもの全てを捧げますから、愛する人々救ってください。家も家族も子どもも言葉も、すべて捨てます」と――。

ユーザーレビュー

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タルコフスキイが人生の最後に行き着いた境...

投稿日:2011/11/25 (金)

タルコフスキイが人生の最後に行き着いた境地。 彼岸の風景。 核戦争後の墨絵のような映像に尺八が響きわたる。 台本(セリフ)を聞いていると、映画というよりまるで小説を読んでいるようだ。 そして自然の美しさ。 室内のショットがまるでヴィルヘルム・ハンマースホイの絵のようだ。 日本への憧れも感じられる。 主人公アレクサンデルはすべてを救うために自分を犠牲にしてマリアのもとへと行くが、マリアが魔女であることや体が浮遊するといったことなど、我々観る側は登場人物たちの言動、そして映像の不思議さをどこまで劇中の真実として理解すればいいのだろうか? 映画の中で起きる事件(プロット)のあいまいさがいろいろな解釈を生んでいく。 はたして核戦争は起ったのだろうか? 個人的にはマリアのもとに行くことは、真実の愛を求める行為だと思う。 しかしその行動もはたからは狂気の一環とみられてしまう。 アレクサンデルはただ真実を待ち続け、ついに真実を求める行動に出たのだと思われる。 タルコフスキイの晩年の映像や「サクリファイス」の演出風景、関係者のインタビュー、彼の作品世界の解説などからなる「アンドレイ・アルセニエヴィッチの一日」(クリス・マルケル監督)を特別収録。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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