DVD

ストーカー(1979年)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KIBF1338
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD
音楽
:

内容詳細

隕石の落下か、宇宙人の痕跡か。地上に忽然と出現した不可解な空間をめぐる、人間の苦悩と未来の希望のSF映像詩。
数々の傑作を世に送りつづけたA・タルコフスキーの傑作、最新HDリマスター版にて、ついに初Blu-ray化+再DVD化。

『惑星ソラリス』『鏡』『ノスタルジア』『サクリファイス』などの傑作を世に送りつづけたアンドレイ・タルコフスキー、
SF小説の大家ストルガツキー兄弟の原作および脚本を、数々の圧倒的なイメージ、重厚なタッチと淡々とした演出とともに、
崇高かつ刺激的なSF映像詩として描いた傑作、ついに初Blu-ray化!≪最新HDリマスター版≫
 ★1980年カンヌ国際映画祭正式出品作品
 ★1981年トリエステ国際映画祭批評家賞
 ★1981年マドリード国際SF映画祭国際映画批評家連盟賞

アンドレイ・タルコフスキー (1932-1986)
モスクワ生まれ。父は詩人アルセニー・タルコフスキー。東洋学単科大学中退後、全ソ映画大学監督科に入学。アンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキー監督(『暴走機関車』)やその弟ニキータ・ミハルコフと親交を深める。62年長編第一作『僕の村は戦場だった』(ヴェネチア国際映画祭金獅子賞ほか受賞)でデビュー、68年コンチャロフスキーとの共同脚本による歴史大作『アンドレイ・ルブリョフ』は歴史解釈をめぐり当局から「反愛国的」と指摘され上映許可が得られず、ソ連国内では公開まで5年の月日を要した。以降、絶えず国家権力による検閲との対立を繰り返しつつ、72年SF映画の概念を一変させた『惑星ソラリス』(カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞)、74年自伝的要素と前衛性の強い『鏡』、79年原作者でもあるSF作家ストルガツキー兄弟との共同脚本での『ストーカー』と、映画史に残る名作を寡作ながらも生み出し続け、「水」や「火」や「夢」などをモチーフとした独自の映像芸術で国際的名声と評価も高まり続けた。1980年、ダヴィド・ドナテロ賞受賞。82年以降、芸術家の自律性と表現の自由を求めソ連を亡命。、83年『ノスタルジア』(カンヌ国際映画祭創造大賞、国際批評家賞、エキュメニック賞 受賞)を発表。86年12月28日、肺癌の為54歳で夭逝。同年発表の史上初のカンヌ四冠(国際映画祭審査員特別グランプリ、国際批評家連盟賞、エキュメニック賞、芸術特別貢献賞)を記録した『サクリファイス』が遺作となった。

製作年:1979年/製作国:ロシア(ソビエト連邦)
収録時間:本編約164分      
仕様:カラー(一部モノクロ)4:3スタンダード
片面2層
音声:@ロシア語(リニアPCM/モノラル)

【キャスト】
アレクサンドル・カイダノフスキー(ストーカー)
アリーサ・フレインドリフ(ストーカーの妻)
アナトリー・ソロニーツィン(作家)
ニコライ・グリニコ(科学者)
ナターシャ・アブラモヴァ(男)

【スタッフ】
監督・美術:アンドレイ・タルコフスキー
 (『惑星ソラリス』 『鏡』 『ノスタルジア』 『サクリファイス』 )
原作・脚本:ストルガツキー兄弟
 (アルカージー・ストルガツキー/ボリス・ストルガツキー)
撮影:アレクサンドル・クニャジンスキー
編集:リュドミラ・フェイギノヴァ
音楽:エドゥアルド・アルテミエフ
詩:ヒョードル・チュッチェフ/アルセニー・タルコフスキー

【ストーリー】
隕石の落下か、宇宙人の残した痕跡か――。地上に忽然と出現した不可解な空間「ゾーン」。ゾーンの奥には人間のいちばん切実な望みをかなえる「部屋」があるといわれ、そこへの案内人は「ストーカー」と呼ばれた。武装した警備隊の厳重な警備をかいくぐり、命がけでゾーン内へ侵入するストーカー、教授、作家の3人。水にあふれた「乾燥室」や、「肉挽き機」と呼ばれるパイプなどいくつもの障害現象を乗り越え、彼らはなんとか「部屋」の入り口まではたどり着くのだが…。

©1979MOSFILM

奇才、アンドレイ・タルコフスキー監督が独自の映画言語を駆使して作り上げたサイコSF。謎の“ゾーン”では一体何が待ちうけているのか……。80年、カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞。(CDジャーナル データベースより)

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タルコフスキーと言うより映画界の最高傑作...

投稿日:2007/09/09 (日)

タルコフスキーと言うより映画界の最高傑作だろう。神の世界を描いた素晴らしい映像美。光=宇宙=神を象徴する。ゴダールやアンゲロプロスの映画を見ていれば、それほど難解ではない。この映画と対象的に位置する、アンジェイ・ズラウスキーの「ポゼッション」における悪魔を描いた傑作と、生涯に出会える希少な一作である。ラストの「ストーカー」の子供が神の子供だと言う終わり方は、「ゾーン」のをカラー、現実をセピアカラーで現す素晴らしい使い分けだ。

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