CD

仏陀, 日本組曲(Slct): 小松一彦 / St.petersburg So

貴志康一(1909-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VICC155
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

日本の素材と西欧の様式とが混じりあった貴志作品が、ロシアで地元のオーケストラによって演奏された。その意義はさておき実に不思議な聴きものである。例えば日本風の旋律が近代和声を背景にあの金管の音色で奏でられるソノリティの妙。想像できます?(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 仏陀*交響曲
  • 02. 春雨
  • 03. 淀の唄

ユーザーレビュー

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ビクターは貴志康一の作品を沢山録音し、こ...

投稿日:2012/06/11 (月)

ビクターは貴志康一の作品を沢山録音し、この作曲家の再評価に繋がる数々の音盤を残しました。 これもその一つで、1994年に小松一彦指揮、サンクトペテルブルク交響楽団で録音された物、『交響曲仏陀』『大管弦楽のための組曲』からの抜粋を収録しています。 夭逝の作曲家と言われるだけあり、音楽は素晴らしいのですが、やはり演奏の良さもあっての物。 ロシア・オケの演奏ながら、日本的な節回しを見事に出しています。 そして、しっかりロシアン・サウンドも聴けますし、歌う所は歌っています。 今回の発売で安くなりましたし、音質も良いので、日本の管弦楽曲が好きな方は是非聴いて見てください。

レインボー さん | 不明 | 不明

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戦前の日本の新進気鋭の作曲家であった貴志...

投稿日:2010/09/05 (日)

戦前の日本の新進気鋭の作曲家であった貴志康一は1930年代のベルリンにおいて作曲と指揮を学んでいる。 作曲はヒンデミットに、指揮はフルトヴェングラーに師事したとされている。 また、京極伯爵とフルトヴェングラーの会見(3人の写真が現存)や、幻といわれるベルリンフィルとフルトヴェングラーの東京公演のために奔走したと言われている。(詳しくは「横田庄一郎著 フルトヴェングラー幻の東京公演 朔北社刊」) 公私にわたりフルトヴェングラーとの親交が深かったようである。 交響曲「ブッダ」は後期ロマン派に影響を受けた作風で、単に日本音階をなぞるのではなく、確固とした西洋音楽の伝統的理論の上に独自の世界を構築している。 欧米の著名な作曲家の作品群の中においても決して色あせることのない魅力を放っている。 まぎれもなく天才のなせる業である事は間違いない。 惜しむらくは28歳の若さで夭折したことであるが、もし存命なら日本の音楽界の発展に大いに貢献したことであろうと思われる。 演奏の小松一彦&サンクトペテルブルク響も丁寧で力強い演奏を聞かせてくれている。 音質はライブの熱気をはらみつつ、中低域が豊かでマイルドな印象だ。

独居人 さん | 東京都 | 不明

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貴志康一の代表作。みずみずしい旋律が心を...

投稿日:2009/06/30 (火)

貴志康一の代表作。みずみずしい旋律が心を捉える。 構成や管弦楽法も素朴で狙いはシンプルだが、それが 実に効果的に響く。和洋折衷的な評価、あるいは 遅れてきたロマン派のように言われることもあるが、 形式が問題なのではない。この人を惹きつけてやまない 魅力は天性のものと思う。多くの方に一聴をお勧めしたい。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

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