モーツァルト(1756-1791)

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CD

ヴァイオリン・ソナタ集(15曲) シゲティ、ホルショフスキ、セル(4CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ83885
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
シゲティ&ホルショフスキ、セル

全15曲中、13曲がホルショフスキとの録音で、残りの2曲がセルとの録音。
 シゲティのモーツァルトは、現在では主流となった軽快なスタイルとは大きく異なる独特なアプローチに特徴があり、この高名なヴァイオリニストがモーツァルトの音楽に何を見出し、何を表現しようとしていたのか、聴き手はとにかく考えさせられるユニークな演奏となっています。
 ときにかなりの激しさをみせ、ときに深く沈潜するそのスタイルは、近現代音楽を熱心に紹介し、バルトークやブゾーニと親交を結んでいたシゲティならではの表現主義的なものといえるかもしれません。晩年ゆえヴァイオリンの音も決して美しいとは言えないこともあり、そうした意味でも終始上品なモーツァルト演奏とは対極にありますが、これはこれでマニアには面白い聴きものといえるのではないでしょうか。
 なお、このアルバムには録音データが掲載されていないため、LPのときに記載されていた1968年録音というデータと、1955年録音というデータを記しておきます。1968年の方はいちおうステレオということですが、ほとんどモノラルのようなステレオです。また、1955年録音のセルとの演奏は、ヒスノイズこそ多めに入るものの音質としては聴きやすい状態にあります。

・ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301
・ヴァイオリン・ソナタ第26番変ホ長調 K.302
・ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調 K.303
・ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304
・ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.305
・ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306
・ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調 K.296
・ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376
・ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調 K.377
・ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378
・ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調 K.379
・ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調 K.380
・ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調 K.526
 ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン) 
 ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)
 1968年録音

・ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
・ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調 K.481
 ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン) 
 ジョージ・セル(ピアノ)
 1955年録音

内容詳細

シゲティがヴァンガードに残した最後の録音。まだ技術的な衰えも少なく、シゲティの矍鑠とした演奏に接することができる。ピアノはホルショフスキーと、名指揮者セルが担当しているのも興味深い。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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一人で聴く音楽。「・・の夜長」と季節限定...

投稿日:2011/05/24 (火)

一人で聴く音楽。「・・の夜長」と季節限定しなくともよい。お気に入りのスピーカーから流れる音楽を聴き込む。片手にはウィスキー。ああ幸せだ。シゲティもホルショフスキもセルも自分が満足する為に演奏している。男3人、野武士の様に。じっくりと旋律を歌いあげる。だから曲の構造が良くわかる。自然と聴き込んでしまう。まるで読書をしているようだ。一人で読書をしているように聴く音楽が心を弾ませる訳がない。ただただ3人の男の対話から紡ぎだされる「歌」が、ひたひたと胸に迫って来るだけである。

くさくさ星人 さん | 千葉県 | 不明

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この名演がこの値段で買えるなんてすごい世...

投稿日:2006/08/07 (月)

この名演がこの値段で買えるなんてすごい世の中になったものだと思う。 私も演奏でメシを食うもののはしくれなんだが、この演奏ははっきり言って奇跡だと思う。 こんな演奏が一生に一度でもできたら死んでも本望とマジで思う。

ひみつです さん | 日本 | 不明

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シゲティのモーツァルトなど聴く気がしない...

投稿日:2006/05/08 (月)

シゲティのモーツァルトなど聴く気がしない、と誰もが思うだろう。バッハやベートーヴェンの様に求道者的に演奏されてはモーツァルトの優美さが失われるのではないか、とぼくも思っていた。だが実際はまったく違う。ホロショフスキーのピアノは適度に艶があり、軽やかで、うるさく鳴ることはない。そこにシゲティの渋みのある音色がピアノの鮮やかな色彩を退色させていく。まことにすばらしいバランスなのだ。和菓子と日本茶がよく合う様に、このコンビの演奏も相性がよい。渋めの演奏だが、ぼくは大好きだ。

肉ポエム さん | 東京 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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