DVD

交響曲第5番 ヴァント&北ドイツ放送交響楽団(1998)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COBO6189
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

ブルックナー:交響曲第5番(1998)
ギュンター・ヴァント&北ドイツ放送交響楽団

シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭ライヴ

ハンブルク、キール、リューベックといった都市を中心に、デンマークまでをも含めた北西ドイツの広い地域で催される夏の音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭のハイライト、孤高の名匠ギュンター・ヴァントが指揮する北ドイツ放送響によるライヴ映像シリーズです。2012年に没後10年を迎えようとする今もなお絶大な人気を誇る20世紀最後の巨匠指揮者、ギュンター・ヴァントの晩年の至高の名演を余すところなく収めた映像は、かゆいところに手が届くようなカメラワークとともに、その美しい映像技術で不滅の価値を有する逸品です。(Columbia)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調[1878年稿(ハース)]

 北ドイツ放送交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 収録時期:1998年7月11日
 収録場所:リューベック、コングレスハレ(ライヴ)
 収録時間:81分
 画面:カラー、4:3
 音声:リニアPCMステレオ
 NTSC
 旧品番:TDBA8075


【ギュンター・ヴァント Gunter Wand】
1912年1月7日、ドイツのエルバーフェルト(現ヴッパータール)に生まれる。1930年から31年の間に、ケルン大学で哲学・ドイツ文学、ミュンヘン音楽アカデミーでピアノ、ケルン国立音楽大学で指揮・作曲を学んだ後、32年にヴッパータール歌劇場のコレペティートアに就任。翌年ローベルト・シュトルツのオペレッタ《絹をまとったヴィーナス》で指揮者デビューを果す。34年、旧・東プロイセンのアレンシュタイン歌劇場の第2カペルマイスターに、38年には同歌劇場の第1カペルマイスターに就任。ここでの《魔笛》の成功が契機となり、39年ケルン歌劇場に採用され、同歌劇場のカペルマイスターとなる。非ナチ党員のヴァントだったが、劇場総監督の庇護の下、活動を続ける。44年、ケルン歌劇場の爆撃被災後、ザルツブルク州立歌劇場と契約を結ぶ。45年、州立歌劇場が閉鎖しナチス・ドイツが崩壊すると、アメリカ軍のためのジャズ・バンド演奏に携わる。同年10月にケルン市立歌劇場の音楽監督に就任、翌46年にケルン市の音楽総監督となり、47年にはギュルツェニヒ・カペルマイスターの称号も得て、この後、オペラおよびコンサートの両方を受け持つギュルツェニヒ管弦楽団との協働関係が約30年間続く。54年、旧東独・ベルリン国立歌劇場よりエーリヒ・クライバーの後任を打診されるも辞退。67年《コシ・ファン・トゥッテ》をもってケルンでのオペラ活動に終止符を打つ。68年、読売日響に客演し初めて来日。72年の《カルメン》(ベルン歌劇場)を最後に、これ以降、全活動をコンサートに限定するようになる。74年、ケルンの地位から引退。79年、NHK交響楽団に初登場。同楽団には82年、83年にも客演する。82年、北ドイツ放送交響楽団(ハンブルク)の首席指揮者に就任。87年には、同楽団の終身名誉指揮者となる。同年8月、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭に初登場。89/90年のシーズンをもって同楽団首席指揮者の座を降りるが、その後も同楽団との密接な協働関係が続く。90年、同楽団を率いてペンデレツキとともに来日。2000年、北ドイツ放送交響楽団と再度、今度は単独で来日。01年11月4日同楽団と行ったフランクフルト公演が生涯最後の指揮となる。2002年2月14日、スイス・ウルミツの自宅で永眠。享年90歳。(Columbia)

内容詳細

ギュンター・ヴァントと北ドイツ放送管は、80年代に全集も録音している。その全集で成し得なかった、ヴァント晩年のブルックナーの世界が本作にはある。TDKコアから発売されていたものの再発盤。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. オープニング
  • 02. 交響曲 第5番 変ロ長調 (ハース版) 第1楽章
  • 03. 交響曲 第5番 変ロ長調 (ハース版) 第2楽章
  • 04. 交響曲 第5番 変ロ長調 (ハース版) 第3楽章
  • 05. 交響曲 第5番 変ロ長調 (ハース版) 第4楽章
  • 06. クレジット

総合評価

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揺ぎ無いテンポ、しっかりしたリズム感。見...

投稿日:2009/05/31 (日)

揺ぎ無いテンポ、しっかりしたリズム感。見事な集中力でオケに対する指示も非常に多く、それがまた的確。確信に満ち溢れた堂々たる指揮振りです。それに応える長年連れ添ってきたオケも天晴れです。この演奏の素晴らしさは終了後の聴衆総立ちの拍手喝采が物語っています。 映像・音質ともに良好。特に録音レベルが大きく、ppも実演と同じように良く聴き取れます。下手なライブのSACDより余程良いです。CDは録音レベルが小さ過ぎますね。 この極上のブル5を、是非多くの方にご堪能いただきたいと思います。

J.O. さん | 東京都 | 不明

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5番の映像はこれが初めて。やっぱり金管が...

投稿日:2009/02/22 (日)

5番の映像はこれが初めて。やっぱり金管がずらりと並んだ映像は迫力がある。編集もなかなかいい。ホルンの女性が美人なので、よく映されてるのは笑ってしまった。 うーんでも女性的ないい音だしてましたよ ホルン。女性が多い割には非常に骨太で過剰な表現がないヴァントそのものの演奏。木管の細やかさではヴァントの右に出る指揮者はいないでしょう。まさに音のゴチック建築。 ヴァントファンなら必聴の一枚。

のうえ さん | 京都 | 不明

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賞は基本的に全く信用しない私だが、カンヌ...

投稿日:2006/12/18 (月)

賞は基本的に全く信用しない私だが、カンヌのミデム見本市の賞は、流石と思わざるを得ないし、賞の名にふさわしい数少ないものだと思う。メーカーの思惑がほとんど通用しない最後の領域だろう。毎年、本当に素晴らしいものが多く選択されており驚く。で、ヴァント・エディションの中で、私が一番多く引っ張り出すのがこの演奏。映像はもう1つだが、音がしっかり分離するので、BPOやMPOの演奏より、こちらの方が良いと思う。私見ではヴァントの5番はこれが最高最良。

犬くんくん さん | 縦浜 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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