シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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DVD

『ナクソス島のアリアドネ』全曲 グート演出、ドホナーニ&チューリヒ歌劇場、マギー、モシュク、他(2006 ステレオ)(日本語字幕付)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COBO6063
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

チューリヒ歌劇場2006
R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』
マギー、モシュク、ドホナーニ指揮


クラウス・グートのモダン演出が『アリアドネ』の物語に新たな光をあてる斬新な舞台!

2006年にチューリヒ歌劇場で上演された『ナクソス島のアリアドネ』は、クラウス・グートのモダン演出が大変な話題となった、好プロダクション。プロローグは灰色のカーテンの前で演じられます。ここで執事長を自ら演じるのは、なんと当時チューリヒ歌劇場のインテンダントを務めていたアレクサンダー・ペライラ。さらにオペラは、作曲家をめぐる物語として進んでゆくという読み替えがなされています。劇中劇『ナクソス島のアリアドネ』が演じられる場面は、洞窟の前ではなく、チューリヒの観客にはおなじみのレストラン「クローネンハレ」を模したセット(ちなみに、クローネンハレは、19世紀半ばより営業する老舗レストランで、シャガールやミロの本物の絵画が飾られていることでも有名)。心理劇的に、物語を再構築してゆくグート演出は筋の通った説得力のあるもの。そのきめ細やかな演技要求に応えている歌手も見事です。
 エレーナ・モシュク演じるツェルビネッタ、ロベルト・サッカのバッカスも、いずれも適役と思わせる素晴らしい出来。近年、欧州の歌劇場でとみに存在感を増しているマギーは、その実力を遺憾なく発揮。プリマドンナ/アリアドネの役どころを美しい陰影で描き出しています。
 巨匠ドホナーニの指揮のもとチューリヒ歌劇場管弦楽団も、芳香漂うシュトラウスの音楽を、艶やかに奏でます。(日本コロムビア)

【収録情報】
・R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』作品60 全曲

 ツェルビネッタ:エレーナ・モシュク
 アリアドネ/プリマドンナ:エミリー・マギー
 作曲家:ミシェル・ブリート
 テノール歌手/バックス:ロベルト・サッカ
 音楽教師:ミヒャエル・フォレ
 執事長:アレクサンダー・ペライラ
 仕官:ランダル・ボール
 舞踏教師:ギ・ド・メイ
 かつら屋:アンドリュー・アシュウィン
 下僕:ルーベン・ドローレ
 チューリヒ歌劇場管弦楽団
 クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)

 演出:クラウス・グート
 装置・衣裳:クリスティアン・シュミット
 トラマトゥルギー:ロニー・ディートリヒ
 照明:ユルゲン・ホフマン

 収録時期:2006年12月
 収録場所:チューリヒ歌劇場(ライヴ)
 映像監督:トーマス・グリム

 収録時間:127分
 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCMステレオ、DTS5.1ch、ドルビーデジタル5.1ch
 字幕:日本語、ドイツ語
 NTSC

内容詳細

クラウス・グートのモダンな演出が話題を呼んだ、2006年チューリヒ歌劇場でのR.シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」。心理劇的に物語を再構築したグートの細やかな要求に応えるモシュクら歌手陣も見事。(CDジャーナル データベースより)

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序幕は装置なしの幕の前、オペラは現代チュ...

投稿日:2008/06/28 (土)

序幕は装置なしの幕の前、オペラは現代チューリヒの実在のレストランを舞台に演ぜられる。アリアドネは酒びたりの客、ナヤーデ以下はウェイトレスといった設定。ツェルビネッタと道化役者たちも最初は店員、後には別の客の一団として出てくる。2006年ザルツブルクの『フィガロ』で一躍名を知られたグート演出はなかなか鋭く、バッカスの登場以降の場面がクスリを飲んだアリアドネの幻覚とも解せるのがミソ。序幕の終わりに銃で頭を撃ち抜いた作曲家の亡霊が死の象徴としてオペラに出てくるし、最後はアリアドネの死で終わると見ることもできる。

村井 翔 さん | 名古屋 | 不明

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