シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

人物・団体ページへ

DVD

『サロメ』全曲 ボンディ演出、ハーディング&スカラ座、ミヒャエル、シュトルックマン、他(2007 ステレオ)(日本語字幕付)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COBO4953
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
Squeez

商品説明

ミラノ・スカラ座2007
R.シュトラウス:『サロメ』

現代最高の「サロメ」ミヒャエルが、スカラ座の聴衆を陶酔と戦慄の渦に巻き込んだセンセーショナルな舞台!

その美貌と確かな演技力、女王のように気高いミヒャエルの歌唱は、まさに「サロメ」そのもの。ワーグナー・バリトンとして名をはせるシュトルックマン=ヨカナーンとミヒャエル=サロメの対決も見ものです。的確なハーディングの指揮、シンプルながら説得力のあるボンディの演出ともあいまって、完成度の高い舞台が実現しています。
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場における『サロメ』(TDBA5092)の前年に収録された、ナディア・ミヒャエルのもう一つのサロメ。この2007年スカラ座盤は、ナディア・ミヒャエルの出世作となった舞台です。
 その美貌と確かな演技力、なにより強靭かつ繊細で女王のように気高く美しい歌唱は、まさに「サロメ」そのもの。コヴェント・ガーデンの舞台より歌唱自体の出来は冴えており、的確なハーディングの指揮にも支えられて充実した音楽が聴かれます。脇を固める歌手陣も堅実な演技を見せ、とりわけワーグナー・バリトンとして名をはせるシュトルックマン=ヨカナーンとミヒャエル=サロメの対決は見ものです。
 リュック・ボンディの演出は、1992年のザルツブルク/モネ劇場/コヴェント・ガーデン共同制作版に修正を加えたものですが、その新鮮さは褪せることなく、シンプルながら説得力のある劇を作り上げています。(コロムビア)

【収録情報】
・R.シュトラウス:楽劇『サロメ』全曲
 サロメ:ナディア・ミヒャエル
 ヘロデ:ピーター・ブロンダー
 ヘロディアス:イリス・フェルミリオン
 ヨカナーン:ファルク・シュトルックマン
 ナラボート:マティアス・クリンク
 ヘロディアスの小姓:ナテーラ・ニコリ、他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団
 ダニエル・ハーディング(指揮)

 演出:リュック・ボンディ
 装置:エーリッヒ・ヴォンダー
 衣裳:ズザンネ・ラッシッヒ
 照明:アレクサンダー・コッペルマン
 振付:ルシンダ・チャイルズ
 収録時期:2007年3月
 収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)

 収録時間:全プログラム108分
 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCM 48kHz/16bitステレオ、Dolby Digital 5.1chサラウンド、DTS 5.1chサラウンド
 字幕:日本語、ドイツ語
 NTSC

ナディア・ミヒャエル(サロメ)
1969年、ヴルツェン(ドイツ)に生まれる。ライプツィヒで教育を受けた後、当時の西ドイツに移住して更なる研鑽を積んだ。メゾ・ソプラノとしてデビューしヨーロッパ各地でキャリアを築くものの、2005年にソプラノに転向。とりわけ当ディスクに収録された《サロメ》公演で大ブレイクを果たし、世界的な名声を確立した。

ファルク・シュトルックマン(ヨカナーン)
1958年、ハイルブロン(ドイツ)生まれのバス・バリトン。バイロイト音楽祭への出演をきっかけに注目を集めるようになり、ワーグナー作品をはじめとする幅広いレパートリーを携え、欧米各地の歌劇場やフェスティヴァルの舞台に続々登場している。ウィーン国立歌劇場からは宮廷歌手の称号を授与されている。

ピーター・ブロンダー(ヘロデ)
ハートフォードシャー(イギリス)生まれのテノール。グラインドボーン音楽祭を中心に活躍を始め、モーツァルトのオペラの主役はもとより、ドイツ・オペラやイタリア・オペラの脇役に至るまで、幅広いレパートリーの持ち主である。

イリス・フェルミリオン(ヘロディアス)
ドイツ語圏を中心に活躍中のメゾ・ソプラノ。モーツァルトをはじめとする古典派から、19・20世紀の作品、現代オペラにまで至るレパートリーを有し、とりわけ現代オペラについては受賞暦も含め、高い評価を受けている。

マティアス・クリンク(ナラボート)
シュトゥットガルト(ドイツ)生まれのテノール。リリック・テノールとして研鑽を積んだ後、シュトゥットガルト歌劇場と専属契約を結ぶ。モーツァルトのオペラを中心に、そのレパートリーを拡大中の気鋭の存在である。

ナテーラ・ニコリ(ヘロディアスの小姓)
オーストリアを拠点に活躍中のメゾ・ソプラノ(アルト)。グラーツ歌劇場と契約を結んでキャリアを築いた後、ドイツ語圏を中心にドイツ・オペラをはじめ、イタリア・オペラ、東欧やロシアのオペラなど、国や地域を問わないレパートリーを誇っている。

ダニエル・ハーディング(指揮)
1975年、オックスフォード(イギリス)に生まれる。18歳の折りにバーミンガム市交響楽団を指揮してデビュー。ベルリン・フィルやウィーン・フィルをはじめとするヨーロッパの主要オーケストラ、またエクサンプロヴァンス音楽祭やザルツブルク音楽祭の国際的芸術フェスティヴァルに続々登場を果たし、イギリスの誇る有望な若手指揮者の1人としての地位を確立した。現在、スウェーデン放送交響楽団の音楽監督。

リュック・ボンディ(演出)
1948年、チューリヒ(スイス)に生まれる。パリで演劇を学び、ハンブルクを中心にキャリアを形成した後、ベルリンのシャウビューネの監督に抜擢される。オペラと演劇の双方に演出の才を示し、ザルツブルク音楽祭等のフェスティヴァルや各地の劇場で活躍、さらには映画監督としても名を馳せている。ウィーン祝祭週間との関係も深く、演劇部門の監督を経て現在は総支配人を務めている。(以上、コロムビア)

内容詳細

ミヒャエルのコヴェント・ガーデン盤に次ぐ2作目の『サロメ』映像版。理想のサロメと評判をとったミヒャエルの迫真の演技と歌唱、ハーディングの明敏な指揮が、スカラ座の聴衆を震撼させた話題の舞台だ。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
クレメンス・クラウスのCDのようなこの作...

投稿日:2009/02/21 (土)

クレメンス・クラウスのCDのようなこの作品の艶かしい音色やイメージはないが、ハーディングの卓越した指揮と主役ミヒャエルの強力な声と美しい舞台姿が殊更印象的だ。また、スカラ座のオケがいい。ウィーン的なサロメ以外のソフトでは最高だと思う。

カバポチ さん | 横浜市 | 不明

1
★
★
★
★
★
ボンディの演出は既にマルフィターノ主演/...

投稿日:2008/12/13 (土)

ボンディの演出は既にマルフィターノ主演/ドホナーニ指揮で見られるものと全く同じだから新鮮味はないが、ミヒャエルは声の調子自体、コヴェントガーデンよりこちらが上で、演技、踊りの見事さも相変わらず。ハーディングの指揮も今や才気だけではなく、堂々たる風格さえ感じさせ、マクヴィカーの血糊大サービス演出はそれなりにインパクトがあったとしても、ヨカナーン、ヘロディアスともにこちらが貫祿勝ちか。ゼッフィレルリ/シャイーの『アイーダ』以来、散々な悪評のRAIチームの凝りすぎカメラワークを除けば、文句なしの素晴らしいソフト。

村井 翔 さん | 名古屋 | 不明

1

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品