ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

Comp.piano Concertos: Goode(P)I.fischer / Budapest Festival O

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS12337
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

グードは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集で、その実力のほどを見せつけてくれたが、この協奏曲集も素晴らしい。がっちりとした構築力、磨き上げられた響きの美しさからくる純度の高い透明感、抒情的とも言えるロマンティシズムが特徴で、ベートーヴェンの古典性と先鋭的なロマンティシズムとを見事に表現している。当然、フィッシャーの古楽奏法を取り入れたオーケストラの響きとも関係していて、グードの特徴は、ソナタの時よりも一層明快に表われている。押しつけがましさはないのに惹きつけられる。★(T)(CDジャーナル データベースより)

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稀代のベートーヴェン弾きグードの協奏曲全...

投稿日:2011/06/20 (月)

稀代のベートーヴェン弾きグードの協奏曲全集ということで興味津津。唯一心配がI・フィッシャーの指揮。私は彼のひとひねり、ふたひねりある解釈が大好きで、ファンでもあるのだが、グード相手にベートーヴェン?しかしすべては杞憂に。真っ向勝負を挑んでいるのである。こういうベートーヴェン、捨て難いなあ。特に、やや早めのテンポながら、重厚壮大なクレンペラーを思わせる(というとお叱りを受けるかな)「皇帝」に魅せられました。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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ピアノ、指揮者、オーケストラ、そして録音...

投稿日:2011/02/20 (日)

ピアノ、指揮者、オーケストラ、そして録音の四拍子が揃った稀有の名演である。従来のピアノ協奏曲の録音だと、ピアノが主導権を握って指揮者&オーケストラは伴奏に徹するか、それとも、指揮者が大物であることもあって、ピアノがオーケストラの一つの楽器として埋没してしまうか、はたまた指揮者とピアニストが火花を散らし合ういわゆる競争曲になるケースが多いのだが、本盤の場合は、ピアノと指揮者&オーケストラが同格であり、両者が一体となって音楽を作り上げているのが素晴らしい。先ずは、グードのピアノであるが、その微動だにしない堂々たるピアニズムを高く評価したい。峻厳たる造型の構築力にも秀でたものがあり、強靭な打鍵は地の底まで響かんばかりの圧巻の迫力がある。スケールも雄大であり、その落ち着き払った威容には、風格さえ感じさせる。他方、ピアノタッチは透明感溢れる美しさを誇っており、特に、各曲の緩徐楽章における抒情的なロマンティシズムの描出には抗し難い魅力を湛えていると言える。技量にも卓越したものがあるのだが、上手く弾いてやろうという小賢しさは薬にしたくも無く、一音一音に熱い情感がこもっており、技術偏重には決して陥っていない。この風格豊かで、内容の濃いグードのピアノに対して、フィッシャーも一歩も譲っていない。いわゆる古楽器奏法を行っているのだが、音楽は実に豊かに流れる。強弱の絶妙な付け方といい、楽器の効果的な活かし方といい、フィッシャーの音楽性の豊かさや表現力の桁外れの幅の広さを大いに認識させられるところであり、これまでのベートーヴェンのピアノ協奏曲の演奏では聴かれなかったと言っても過言ではないほどの至高・至純の美しさを湛えていると言える。ブダペスト祝祭管弦楽団も、フィッシャーの指揮の下、最高のパフォーマンスを示していると言える。録音はこれまた極上であり、グードのピアノタッチや、フィッシャー&ブタペスト祝祭管弦楽団の最美の演奏を鮮明な音質で味わえる点も高く評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ピアノソナタ全集が気に入ったのでので、こ...

投稿日:2009/05/08 (金)

ピアノソナタ全集が気に入ったのでので、これも聞いてみたくなった。この協奏曲全集も数え切れないほど聴いてきたが、この演奏は最近聴いた中では最上のものと言っていいだろう。最近はとかく軽い演奏が多くなったが、これは違う。重厚にして、骨太、特に第4番の出来が素晴らしい。

エイハブ船長 さん | 千葉県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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