CD 輸入盤(国内盤仕様)

Smokin' In Seattle: Live At The Penthouse (帯・解説付き国内盤仕様輸入盤)

Wes Montgomery (ウエス・モンゴメリー)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKJ1022
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Japan (国内盤仕様)
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

1965年、ウェス・モンゴメリー&ウィントン・ケリー・トリオによる屈指のコンビ
パット・メセニーも大絶賛の『スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート』から7ヶ月後
スウィンギーでブルージー、温かいアーティストの人柄も伝わる名ライヴ!
オクターブ奏法も全開の絶頂期のご機嫌なシアトルでの録音!


数々の歴史的な音源を発掘することで、今や21世紀の一大発掘レーベルとしてジャズ界に君臨するResonanceが再びウエス・モンゴメリーの音源を手がけます。ファンの間ではおなじみ、このResonance社はウェスのインディアナポリス時代〜デビュー前の数々の音源を発掘し、大きな話題を巻き起こしましたが、本作は、1965年絶頂期の演奏。何と、あの『スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート』の7ヶ月後、ウィントン・ケリー・トリオとのシアトルでの演奏を捉えています。

場所は、62年にオープンし、西海岸の名拠点となった“ペントハウス”でのライヴ。この店では、62年〜68年、毎週木曜日にライヴの実況放送があったとのことですが、今回は66年4月14日と21日の音源が作品化されました。

『スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート』といえば、言わずもがなの大名盤。その演奏にはあのパット・メセニーも「ジャズ・ギターのアルバムとしてまぎれもなく最高にすばらしい演奏」と語っているのですから、同フォーメーションによる、ウェスとウィントン・ケリーのトリオによる音源が明らかになることはやはり事件です。

演奏は、ウィントン・ケリー・トリオ単独による2曲からスタート。これは、出演時の9夜毎回、トリオが単独で幕開けを飾った様子をそのまま伝えるもの。ブルージーでタイム感も抜群のケリーの演奏は、古きよき時代、まさにジャズの全盛時代に聴く者を誘います。そして3曲目からはいよいよウェスも登場しますが、オクターブ奏法も全開のスウィンギーな演奏、バラードと魅力は尽きません。ウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリーと言えば、初共演が『フルハウス』。初コラボにして言わずもがなの大名盤を生み出していますが、62年当初からジャズ界屈指の名タッグとして君臨。ウェスのおなじみのナンバーM5などを聴いて心浮き立たないファンはいないでしょう。

作品から伝わってくる空気感も魅力的。共演者のジミー・コブは当時を振り返り、「ウェスが底抜けに明るく楽しい人であった」と語り、また「ウィントン・ケリーもまたスウィートであった」と言っている通り、ここにはそうした二人の人柄もにじみます。Resonanceがかつて作品化した『イン・ザ・ビギニング』のライナーでも、「ウェスがなにより家族思いで、何があっても楽しさだけは忘れない人だった」ということが語られていましたが、黒人差別も大きかった地元の町を出て、人気が出ても、その様子は全く変わらなかったということも微笑ましく伝わります。


一部の曲ではフェイドアウトされてしまっているものの、近年一部で出回ったハーフ・ノートでの音源とは全く違った演奏のリアリティを伝えています。お得意のブルースからジョビンのボッサ、そして、ピアノとギターが絶妙のユニゾンを見せるロリンズの名曲「オレオ」まで、全10曲すべてが貴重です。

未発表写真、数々の証言を収録した解説の数々も魅力的。ポール・チェンバースに変わって、このバンドに参加したロン・マクルーアの言葉、ウィントン・ケリーを語るケニー・バロン、そして本新発見音源に言葉を寄せるパット・メセニーの言葉まで、ライナーノーツにはここでしか読めない証言が満載です。

内容詳細

1965年のオクターブ奏法も絶好調のウェス(g)、加えてW.ケリー(p)トリオ。いつものようにウェスのスウィンギーかつブルージィなギターが堪らない。しかも本作は超貴重な未発表録音となっている。絶頂期の素晴らしい作品だ。ウェスのファンだけではなく、ジャズ・ファンはぜひ手元に置きたい一枚だ。(木)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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人物・団体紹介

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Wes Montgomery

ウエス・モンゴメリーはオクターブ奏法を完成させ、ジャズギターを大衆化した人気ギタリスト。しかし、経済的にはなかなか恵まれなかった。近年、ウエスの大衆路線の作品が若い新しいファンに聴かれ、ウエスの人気は復活しつつある。その根底にあるのはウエスの演奏が持つ「歌心」と「暖かい音色」だろう。心をほっとさせる“カリフォルニア・ドリーミング”の演奏は永遠に不滅だ。

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