SACD

Matthaus-passion: S.kuijken / La Petite Bande C.genz Van Der Crabben Samann

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5602
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

内容詳細

“各パートひとり”の物珍しさは超えた。説得力と響きの美しさがひと際、抗し難いまでの魅力を放ちながら、小規模化したアンサンブルからは各声部の絡み合いが余すところなしに聴き取れ、響きは輝きを増す。音楽は洗練と深みを増した上に、伴奏器楽の小技の数々が全体の流れに命を吹き込む。★(田)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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バッハの音楽をOVPPで演奏される事も世界的...

投稿日:2016/06/24 (金)

バッハの音楽をOVPPで演奏される事も世界的に見て珍しい事ではなくなってきた。クイケンの演奏はマタイを初めてOVPP編成で録音したマクリーシュ盤の様にテンポ変化で緩急をつける事はせずに、実に丁寧に一音一音が吟味されている。テキストの発語も丁寧(但し、他の方のレビューにもあるが1曲目のコラールはもう少し聴こえた方が良いけど)。歌い手やオケの質が全て高く、同じ次元で音楽を作り上げている様に聞こえる。また、歌い手たちが傑出したソリスト(例えばマーク・パドモアやゲルト・テュルク、ロビン・ブレイズやアンドレアス・ショル、ピーター・ハーヴェイやペーター・コーイ、ナタリー・シュトゥッツマン、キャロリン・サンプソン、ジョアン・ラン・・・等)の様な名唱とまではいかないも、声の個性が良く出ていて、出てくる登場人物たちの姿が自然と浮かびあがってくるかのようでもある。クイケンが参加したレオンハルト盤はマタイの至高の名盤だが、どちらかと言うと器楽とソリストの素晴らしさが出ていて、コーラスに関しては言葉のアーティキュレーションがこなれていない感はあった。しかし、クイケン自身がリードした当盤はそういった事は全くなく、どのセクションも本当に過度になり過ぎない抑制された美しい造形があって感動的だ。勿論私自身はガーディナーの様な音の造形を少し壊してでも作品の内面を徹底的に炙り出す演奏にも惹かれるけれど、これはこれで素晴らしい演奏である事は間違いない。

singet225 さん | 岐阜県 | 不明

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最初からびっくり。これはすごいわ。でも間...

投稿日:2014/03/24 (月)

最初からびっくり。これはすごいわ。でも間違ってもこれを最初のマタイとしては買わないように。リヒターと対極にあるが、それはリヒターを聴かないとわからないから。こういうのは日本語の詳しい解説が読みたいけれど、国内盤では出せないのだろうな。

聖オーガスティン さん | IRELAND | 不明

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これまではアーノンクールの新盤が愛聴盤で...

投稿日:2012/03/21 (水)

これまではアーノンクールの新盤が愛聴盤でしたが、クイケンの一層深化した考察とこの上なく美しい音作りに軍配が上がります。評価とすれば「この上なく美しい」の一言で足りると思われます。戦後のマタイ演奏の主流だった「キリストの背負った重荷を分かち合う」辛さはあまり感じられず、あたかもキリストが人類に残した愛を表現しているようです。イースター前にぜひ一度お聞きになってください。

Ibsatoshi さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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