恐怖のミイラ

【仕様】
1961年／日本／モノクロ／本編約350分／16：9／音声：リニアPCM／BD50G／第１話〜14話（全14話）／1枚組

【ストーリー】
古代エジプト研究の権威として名高い考古学者・板野博士は、エジプトから4千年前のミイラを秘かに持ち帰り、日本で蘇生させようとしていた。助手の牧村と共に、蘇生薬の調合実験を続けた結果、ついに秘薬が完成し、ミイラは4千年の眠りから目覚める。だが、ミイラは博士を殺害して逃亡し、牧村がそれを追うのだった。警察は、牧村が犯人と思い込むが、その牧村もミイラに殺害されてしまい、事件は暗礁に乗り上げてしまう。一方、街に出たミイラは、恐怖に震える人々の眼前で、残虐な殺人を重ねるのだった。そうした中、板野博士の義弟・野々宮雄作は、博士の研究内容を知り、古代エジプトの王女パトラを愛する武将ラムセスが実験台として不老不死の薬を飲んだ成れの果てがミイラであることを突き止めるのだった。

【キャスト】
野々宮雄作：松原緑郎、板野博士：佐々木孝丸、板野妙子：若杉嘉津子、板野汀／パトラ王女（二役）：三條魔子、板野遥：長島光男、青井部長刑事：高木二朗、ラムセス（ミイラ）
：バブ・ストリックランド、ハンドルのサブ：牧冬吉

【スタッフ】
企画：西村俊一
製作：小林利雄
原作：高垣 眸
監督：田村正蔵、船床定男
脚本：御手俊治
美術：小林晋
音楽：小川寛興
制作：宣弘社プロダクション



1961年7月〜10月まで放送されていた日本テレビ系連続テレビ映画。当時、お茶の間を恐怖のどん底におとしいれたテレビ草創期のホラー・ドラマで、モノクロの荒いタッチの映像がカラーとは違った恐怖を呼び起こす。(CDジャーナル　データベースより)