CD

Roots

中村健吾 (Jazz)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FNCJ5505
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ニューヨークで活動する多くの日本人ジャズメンの特徴は、端正な演奏とジャズに対する真摯な姿勢だろう。ジャズにとって異国だった日本が戦後60年目を迎える時期になって、ミュージシャンサイドのジャズへのアレルギーはすでに消滅。ニューヨークやヨーロッパをまたにかけて活動するミュージシャンも多い。
そうした21世紀のジャズ状況の中、中村健吾もNYに在住し、多くのマンハッタンやブルックリンのミュージシャンたちとのコラボレイションを続けてきた。
 参加ミュージシャンに目をやると中村がどういった「位置」にいるかが浮き上がってくる。注目のアーロン・パークス(p)が参加、さらに一時期「Atlantic」から素晴らしい作品を発表し、サイラス・チェスナットと共に黒人ジャズの伝統を継承するプレイヤーとして注目を浴びたウエス・アンダーソン(as)がフロントに位置する実力者クインテットだ。
また、トランペットのマーカス・プリタップはかつてブルーノートから作品を発表し、メインストリームのトランペッターとして活躍、現在はドレッド系のヘアーが表しているように最新作『New Boogaloo』を発表している。この作品には本作に参加しているアーロン・パークスと共に注目のピアニスト、Eric Lewisが参加している。このことをとっても中村のクインテットが弾けたミュージシャンたちによって構成されていることが分かる。
演奏はまさに日本人の特異性である端正な構築美とでもいえる世界を持っている。3曲に参加している小曽根真はいまや海外での日本人ミュージシャンの筆頭となった優れた人材だが、ここでも透明感溢れるピアノで中村のベースの魅力をを引き出している。
Eでの二人の対話のような世界は、ある意味で日本人二人だから成り立った世界なのかもしれない。一方でミンガス作のGではニューヨークで長く活動する中村らしい深い音色を発揮、ジャズの歴史の中で特殊な位置を占める「思想家ミンガス」のコンセプトを感じさせる、この名曲をコンテンポラリ−なジャズに昇華させている。

Kengo Namamura(b) Wess Anderson(as) Marcus Printup(tp) Rodney Green(ds) Aaron Parks(p);Special Guest:Makoto Ozone(p=5,6,9);Rec.2004-6-23,24,at Avator Studios,NY.

内容詳細

NYで活動する中村健吾(b)が、アヴァター・スタジオで録音した3作目のリーダー作。ウェス・アンダーソンら、現地での信頼しあうミュージシャンを起用。プレイの良さだけでなく日本人離れした作曲能力を披露している。小曽根真が3曲ゲスト参加。(誠)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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