シューベルト(1797-1828)

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CD

ピアノ五重奏曲『ます』、2つの歌曲 ルドルフ・ゼルキン、ハイメ・ラレード、ベニータ・ヴァレンテ、他

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC2037
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

シューベルト:ピアノ五重奏曲『ます』、2つの歌曲
ルドルフ・ゼルキン、ハイメ・ラレード、ベニータ・ヴァレンテ、他


音楽の喜びにあふれたマールボロ音楽祭の記録。
ピアニストのR.ゼルキンや、ヴァイオリニストのA.ブッシュら、往年の名匠たちが1951年、米ヴァーモント州マールボロで、若手演奏家育成のための室内楽音楽祭を立ち上げました。彼らを慕う若手演奏家が毎夏この地に集い、作品を練り上げます。このシューベルトの室内楽と歌曲も、同音楽祭に際して録音されたもので、ゼルキンのもとで弾き歌う奏者たちの、音楽の喜びにあふれた演奏が収められています。(メーカー資料より)

【収録情報】
シューベルト:
1. ピアノ五重奏曲イ長調 D.667, op.114『ます』
2. 流れにて D.943, op.119
3. 岩の上の羊飼い D.965, op.12

 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
 ハイメ・ラレード(ヴァイオリン:1)
 フィリップ・ネーゲル(ヴィオラ:1)
 レスリー・パルナス(チェロ:)
 ジュリアス・レヴィーン(コントラバス:1)
 ベニータ・ヴァレンテ(ソプラノ:2,3)
 マイロン・ブルーム(ホルン:2)
 ハロルド・ライト(クラリネット:3)

 録音時期:1967年8月15日(1)、1960年8月16,17,22日(2,3)
 録音場所:マールボロ
 録音方式:ステレオ(アナログ)

【ソニー・クラシカル名盤コレクション1000】
これが全世界を100年間感動させてきたクラシックの名盤だ!カザルスから五嶋みどりまで、2大クラシック・レーベル、ソニー・クラシカルとRCA RED SEALを中心にソニー・ミュージックが所有する多彩なクラシックの名盤・銘盤・超盤・定盤・迷盤・奇盤・珍盤・お宝盤を、新規ライナーノーツ、一部世界・日本初CD化も含む内容で2回に分けてリリースするシリーズが2016年も登場。(メーカー資料より)

収録曲   

ユーザーレビュー

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 今更語る必要もないアナログ時代からの名...

投稿日:2016/09/30 (金)

 今更語る必要もないアナログ時代からの名盤。お手頃な価格でカタログに帰ってきたのは朗報。<流れにて>はおそらく邦盤初CD化。  ピアノ五重奏「ます」は、長年室内楽に取り組んできたゼルキンの真骨頂を聴くようだ。共演するラレード(Vn)、ネーゲル(Va)、パルナス(Vc)、レヴィーン(Cb)もマールボロ音楽祭音楽監督のゼルキンに寄り添った好演で、名手たちによるアンサンブルは格別。  カップリングのオブリガート・ホルン、クラリネット付きの大作歌曲も聴きもの。ヴァレンテ(Sop)のデビュー盤に当たる(ライナーによる)この録音は、初々しさの中にも既にヴェテランの表情を見せ、シューベルト晩年のロマンを透き通った美声で朗々と歌いあげている。ここでのゼルキンは控えめであるものの、歌詞の持つ情景を見事に描き出している。オブリガートで共演するブルーム(Hr)、ライト(Cl)も伸びやかな演奏から華を添える。  いずれもマールボロ音楽祭シーズンに収録されたセッションで、おそらくその前後に演奏会で取り上げられたものと思われる。ピアノ五重奏の「ます」は1967年8月15日の録音。この年、ゼルキンはピアノ五重奏を主としたプログラムを組んだのか、8月6日にはアドルフ・ブッシュのピアノ五重奏をライヴ録音している。2つの歌曲は1960年8月16、17、22日の期間に収録されているが、この期間あるいは前後にブラームスの歌曲<愛の歌ワルツ集Op.52>をヴァレンテ等と、ブラームスの<ホルン三重奏曲Op.40>をブルーム等と録音しており、この年はヴァレンテを中心としたドイツ歌曲と、ブルームを中心としたホルンを含む作品に取り組んでいる。これらも名演であるので、復刻を期待したい。  ところで、これらマールボロでの録音はCBS(現ソニー・クラシカル)やマールボロ・レコーディング・ソサエティが収録し、販売してきた。今回発売のCD(SICC2037)はレーベルがRCAになっている。近年RCAがソニークラシカルの傘下に入り、これまでRCAやビクターから発売されてきた名盤がソニーからの発売となっている。今回発売のシリーズGreat Recordings 1000も2大レーベルの名盤から成るが、これまでゼルキンのマールボロ録音は日本ではCBSソニーおよびソニークラシカルが行ってきた。なぜ今回いきなりRCA?おそらくミスであろう。CBS(現ソニークラシカル)専属アーティストとして晩年の1部を除き、アメリカに渡ってから全ての録音を行い捧げてきたゼルキンに失礼だ。同時発売のベートーヴェンの協奏曲もソニークラシカル自社所有録音でさえ、いつの録音で何度目の全集からなのかも管理できていない現状、素晴らしい録音を多数所有しているレーベルだけに杜撰な管理が残念でたまらない。2期にわたるGreat Recordings 1000シリーズは何れも名盤ぞろい、第3期の発売と管理の徹底を期待したい。演奏、録音は素晴らしいが、印刷物のミスが多いので星4つ。

Kej7hnk さん | 埼玉県 | 不明

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