Victims Of The Blues

フラワームーブメント全盛期の60年代後半、サン・フランシスコでジャニス・ジョップリンを越えるほどの評価を得ていた伝説のバンド『マザー・アース』のヴォーカリストが放つブルース・アルバム！デビュー47年で今も尚、現役のシンガーとしてコンスタントにリリースを続け、精力的にライブでも活躍する実力は本物。ジミー・リード、マディ・ウォ−タース、ハウリン・ウルフの名曲をパワフルかつディープなヴォーカルで堪能させる。M7やラストのゴスペル調のブルースはさすが・・・感動！
1944年ウィスコンシン出身。10代からフォークやブルースに興味を持ちクラブで歌い始める。1964年にはシカゴでチャーリー・マッスルホワイトらをバックに録音した『ディープ・アー・ザ・ルーツ』でソロデビュー。1966年にサンフランシスコに移り“マザー・アース”を結成。伝説のフィルモア・ウェストなどで演奏し、頭角を現しグレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレイン、ジャニス・ジョップリンらと共演。1968年にはバンドで『リヴィング・ウィズ・ジ・アニマルズ』をリリース。マイク・ブルームフィールドも参加したアルバムは高い評価を受け、収録曲の「ダウン・ソー・ロウ」はリンダ・ロンシュタット、エタ・ジェームスなどもカヴァー。その後ナッシュビルに移り、ボズ・スキャッグスもメンバーとして参加した『メイク・ア・ジョイフルノイズ』など数枚をリリースするも、ファースト程の評価は得られず1973年にバンドを脱退。ソロとしての活動を始め、様々なレーベルからマイペースでリリースを続ける。1974年ウィリー・ネルソンとのデュエット「アフター・ザ・ファイヤー・イズ・ゴーン」などでグラミーにもノミネートされている。
(メーカー資料より)