LPレコード

交響曲第8番ハ短調 チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(1990東京)(3枚組アナログレコード/Altus)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALTLP143
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤

商品説明

あの名演が前代未聞の3枚組で登場!
新リマスター・新カッティングで生まれ変わる来日公演。
常軌を逸した神秘の名演、非日常の時間感覚がもたらす究極の美。


★名演の誉れ高いチェリビダッケの来日ライヴが新リマスター・新カッティングで復活。以前ALTLP-073として2枚組LPで発売されていましたがこちらは廃盤。そしてこのたび、前代未聞、初の「3枚組」として再リリース。新たなアナログのマスターテープを作った上で製品化しております。
★当演奏は長大な収録時間のため、レコードの片面にひとつの楽章をすべて入れ、かつ効果的に再生させるのが難しく、特に30分を超える第3楽章がネックとなります。そこで今回はあえて、楽章途中で面を変えて3枚組として収録。この手法により全面20分以内に収め、レコード内周部のひずみを避け、また最後までマスターの音量を下げることなく、残された演奏をそのまま刻印できるようにいたしました。フィナーレのクライマックスも通常よりダイレクトな音圧感で、力強い再生が可能になっています。この異形の名演を味わい尽くすにふさわしい至高のアナログと言えるでしょう。第3、第4楽章で盤を返す箇所については慎重に吟味し、音楽の流れを損なわずに、より深みのある世界へ一段踏み込めるようなポイントを選んでいます。
★ここに収録されている第8交響曲は、チェリビダッケ晩年のブルックナー演奏の端的な例だろう。常識を超えたゆったりしたテンポを取り、音をしっかり響かせる。もちろん、それぞれの音の関係性は明快である。ここではまったく非日常的な時間が流れている。アレグロだろうが、アダージョだろうが、基本的には関係ない。速いだの遅いだのという一般的な感覚や観念が消失してしまったかのようだ。私たちは普通音楽を聴くとき、長調の快速な部分では心地よさを期待し、短調の遅い部分では感傷性や悲哀の表現を求める。ところが、そうした一般的な音楽観はここでは通じない。もっと抽象的な、音色やリズムやさまざまな要素の複雑な組み合わせの美が示されているからだ。(音楽評論家/許 光俊)

【収録内容】
アントン・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
[LP-1A]第1楽章
[LP-1B]第2楽章
[LP-2A]第3楽章
[LP-2B]第3楽章(続き、練習番号Kから)
[LP-3A]第4楽章
[LP-3B]第4楽章(続き、練習番号Uから)

セルジユ・チェリビダッケ
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
NHKによるライヴ録音:1990年10月20日/サントリーホール
国内プレス
完全限定生産盤
ステレオ
日本語帯・解説付
(メーカー・インフォメーションより)

総合評価

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4.5

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三枚組LPのレビューです。高額なわりにノイ...

投稿日:2019/06/23 (日)

三枚組LPのレビューです。高額なわりにノイズが多く盤質が悪い。盤を洗浄しても大きな「パチッ!」というノイズは消えず。ノイズにかんしては先の二枚組LPでも思ったこと。静粛部分が多い交響曲では致命的。また音質重視のために三枚に分散したそうだが、やはり楽章途中で音楽がフェードアウトする(盤をひっくり返すため)のは興が醒める。このアナログ版は通常CD版より音はいいと思うが、ほんとうに音楽に集中して聴くのならSACDがいちばん良いと思う(ノイズはないし、音自体も良いし、四楽章すべて一枚に収められている)。アナログが復権している昨今であるが(私もその良さは認識しているつもりだが)、この商品の質に触れると優れたデジタル技術の恩恵を再認識する思いがする。盤質が良ければ「もうひとつかふたつ星を増やしてもいいかな?」ってくらいです。

水カステラ さん | 神奈川県 | 不明

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チェリだと、これになっちゃいますかね。異...

投稿日:2016/10/22 (土)

チェリだと、これになっちゃいますかね。異論もあるとは思いますが。全集もいいけど、やっぱりということで。

レニー,アイラブ☆ さん | 東京都 | 不明

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聴き終えた感想、一言で言うと「お腹い〜〜...

投稿日:2015/10/03 (土)

聴き終えた感想、一言で言うと「お腹い〜〜っぱい!」チェリビダッケは7番より8番のがあってますな。集中力整えてからでないと、なかなか聴けないよ。

マ-コロリン さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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