Pit Stop

〜（レーベル資料より）〜
●TREATの1st『SCRATCH AND BITE』（1985年発表）のメンバー、マッツ・ダールベルグ、そしてボッセとアンダースのリンドマーク兄弟が中心となって1987年に結成した、スウェーデン出身の伝説的ハードロック・バンド「ダルトン」の、約25年ぶり通算3枚目の復活アルバム。

●大手レコード会社のEMIと契約してリリースしたデビュー・アルバム「The Race Is On」で、分厚いコーラスや煌めくキーボード等、ポップかつコマーシャルなハードロックを提示、当時「The Final Countdown」で世界を席巻していた同郷のEUROPEやTNTらに続く北欧第二世代として注目された。また、このアルバムにはJon Bon JoviとRichie Sambora、Desmond Childによる共作曲、Michael BoltonとMartin Brileyの黄金コンビによる共作曲が提供されたことでも話題となった。2nd「Injection」（89年）発表後、90年代に入ると解散。先頃、突如オリジナル・ラインナップで復活。2014年に所属レーベルのFrontiers Recordsが主催する「Frontiers Rock Festival」にも出演。同年秋、約25年ぶり通算3枚目のスタジオ・アルバム「Pit Stop」を発表する。

●厚みのあるコーラス、きらびやかなキーボードを配した北欧ハードロックは、久々のスタジオ・アルバムとなる本作でも健在。音質やサウンド面ではかつての名盤すら凌駕せんとする重厚な仕上がりで、彼らの持つドラマ性がダイレクトに届く1枚に仕上がっている。