SACD

ピアノ・ソナタ第2番、第3番、スケルツォ第2番、2つのノクターン エデルマン(2SACD)

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCT00074
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

セルゲイ・エデルマンの最新新譜、ショパンのソナタ集の登場!

数あるショパンのピアノ作品の中でも、特に人気の高いソナタ2曲を中心とした作品集です。
 楽曲構成にこだわりを持つエデルマンが今回新たな試みとして、スケルツォ第2番をソナタ第2番の最終楽章からアタッカで始めたり、2つのノクターンからの響きの中でソナタ第3番を始めたりするなど、楽曲の存在感を表現。その技術的完成度の高さ、芸術性はショパン・イヤーを締めくくるに相応しいアルバムです。(トリトン)

【収録情報】
ショパン:
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 op.35『葬送』
・ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 op.58
・スケルツォ第2番変ロ短調 op.31
・2つのノクターン op.48

 セルゲイ・エデルマン(ピアノ)

 録音時期:2010年6月1-3日
 録音場所:富山・北アルプス文化センター
 録音方式:DSDレコーディング(セッション)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

復活エデルマンの、トリトーンから出す2枚目のショパン。エデルマンのショパンは、ショパンの古典への憧憬を独創的な形で表現した二つのソナタに特徴的だ。ショパンのロマンティシズムを表現するだけでなく、力強さ、確かな造形力といった面を見事に捉えている。そこが面白い。(T)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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本年はショパンイヤーということで、数々の...

投稿日:2010/12/29 (水)

本年はショパンイヤーということで、数々の新録音の発売や、旧録音の発売が相次いだ。私も、そのすべてを聴いたわけではなかったが、それでもかなりの点数のCDを聴き、そして、このサイトに相当数のレビューを投稿してきた。そうした数あるCDの中で、本盤は、私が、本年聴いた最高の超名演と高く評価したい。本盤におさめられた楽曲のすべてが、それぞれの楽曲の録音の中で、トップの座に君臨する(または争う)名演であると考える。ピアノソナタ第2番の、心の深淵から浮き上がってくるような開始に先ずはぞくぞくとさせられるが、その後の、思い入れたっぷりのコクのある演奏は凄いの一言。強靭な打鍵から繊細な詩情に至るまで、あらゆる箇所が深みのある透徹した表現に貫かれているのが素晴らしい。スケルツォ第2番は、ポゴレリチの名演に並ぶ至高の名演。ポゴレリチが、切れ味鋭い若武者の快演とすれば、本演奏は、ショパンの心の内面に踏み込んだ深遠な名演と言えようか。特に、中間部の質感豊かな抒情性は、エデルマンとしても渾身の演奏と言えるのではないか。2つのノクターンも、これ以上は求め得ないような豊かな詩情に満ち溢れており、ノクターンの他の諸曲の演奏への期待を抱かせるのに十分な出来栄えだ。ピアノソナタ第3番も凄い。卓越した技量はもちろんのこと、ダイナミックレンジの思い切った採り方や、楽曲の内面に鋭く切り込んでいく深遠なアプローチ、抒情的な箇所の詩情豊かさなど、評価する言葉が思いつかないような至高・至純の高みに達した超名演と評価したい。SACDによる極上の超高音質録音も、この至高の超名演の価値をさらに高めることに大きく貢献している。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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