CD

『ルーツ〜歌曲集〜貴志康一、早坂文雄、ピアソラ、ファリャ、ガルデル』 春日保人、呉 恵珠

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00657
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

自己の音楽の源流を、多様なレパートリーで歌いあげた新星バリトンとデビュー作。

春日保人は東京藝術大学及び大学院を卒業。大学院ではバロック専攻で、その後バッハ、モンテヴェルディ、シャルパンティエをなど、多くの宗教作品で活動。また、オペラでの活動も目立つなか、現代の邦人作品にもレパートリーを拡充し、徳山美奈子、樹原涼子などの作曲家から作品を献呈され、初演を行っていることも特筆されるでしょう。
 アルバムの前半、20世紀中期にかけて活動した2人の邦人作曲家では、時代の背景や作品の特質に焦点を置き、それらを誠実に歌い上げることで、夭逝の天才たちへのオマージュとしています。後半のラテンの熱さを秘めた歌声が、想いをひそめたガルデルで閉じられるこのデビュー盤は、秀抜な呉のピアノを得て、このバリトンの「今」を鮮やかに伝えています。(メーカー資料より)

【収録情報】
貴志康一:歌曲集

● かごかき
● さくらさくら
● 藝者
● 船頭唄
● 富士山

早坂文雄:春夫の詩に拠る四つの無伴奏の歌
● うぐひす
● 嫁ぎゆく人に
● 孤独
● 漳州橋畔口吟

ピアソラ:バチンの少年

ファリャ:7つのスペイン民謡
● モーロ布地
● ムルシア地方のセギディーリア
● アストゥリアス地方の歌
● ホタ
● 子守歌
● カンシオン
● ポロ

ガルデル/呉 恵珠 編:想いの届く日

 春日保人 (バリトン)
 呉 恵珠(ピアノ)

 録音時期:2017年8月28-31日
 録音場所:神奈川県、相模湖交流センター
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【春日保人(かすが やすと)】
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院古楽科バロック声楽専攻修了。
バロックジェスチャーによってヘンデルの歌劇《リナルド》(日本初演)アルガンテ役、《アグリッピーナ》クラウディオ役に出演し各音楽誌で好評を受ける。
またフィリドールの音楽舞踏喜劇《太ったカトスの結婚》(世界初蘇演)にてタイトルロール役で出演、そのユニークでコケティッシュな演奏は多くの人の心に刻み込まれた。邦人作品にも出演は多く、信時潔作曲の交声曲《海道東征》のバリトンソロや、安藤由布樹作曲《この灯は永遠に》の青年達雄役に出演している。
’01年よりアントネッロのヴォーカルとして活躍し、’06,’07年に『目白バ・ロック音楽祭』に出演。ニコラウ・デ・フィゲイレド氏と共演を果たす他、東京国立博物館のダ・ヴィンチ展開催に伴い、NHK-BSHiにて『受胎告知』の前でダ・ヴィンチ作曲の歌曲などを演奏する。
熊本市「人づくり基金」の助成を受けトリノに留学中、レッジョ・エミリア『ポリフォニー音楽祭』に招聘されリサイタルを開催、好評を博した。バッハの各受難曲やカンタータ、ベートーヴェン《交響曲第9番》、ブラームス《ドイツ・レクイエム》やフォーレ《レクイエム》などそのレパートリーは広く、中世・ルネサンスからバロック、古典派から現代曲までと各分野で高く評価されている。
日本ヘンデル協会会員。(メーカー資料より)

内容詳細

ピアソラの「チリン・デ・バチン」から醸し出される悲しげな雰囲気に魅せられる。情景描写に優れた春日保人の歌唱あればこそ花売りの子どもの哀切が心を打つのだろう。貴志康一の歌曲に流れる剛毅な日本的抒情も捨て難い。呉 恵珠のピアノが多彩な音で支える。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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