Utopia

ジャズを中心に幅広いジャンルや編成のバンド、ユニットで活動する
三富悠斗と金澤悠人によるデュオアルバム”Utopia”。
ニューヨークのダウンタウンにある日本酒バーで演奏をしていたことをきっかけに、
2017年秋クイーンズにある金澤の自宅スタジオでセッションを重ね録音された作品。

今回のアルバムは理想郷、月の光、海、船、錨などを模写した浮遊感のあるオリジナル曲を主軸に、ビリーストレイホーンのLush Life、金澤の友人で不慮の死を遂げたピアニストへ捧げた鎮魂曲for Karanなどを収録。
またギターは全編を通して今年NAMMショーでも注目を集めたルシアー西垣祐希のアーカスを使用。
三富による作曲のThe Song You Toldのみ7弦仕様のガットギターが使われている。
2018年6月には関西ー北陸ー東北ー関東と二人に縁のある土地を回るデュオツアーを行う。（販売元情報）

【三富悠斗 YUTO MITOMI】
1984年横浜市出身。3歳よりピアノを始め、中学・高校と吹奏楽部でサックスを担当。大学で機械工学を専攻する傍ら、ジャズを独学で学び、東京圏内で音楽活動を開始する。自動車エンジニアとして３年半勤務するも退職。その後渡米し、2015年ニューヨーク市立大学シティカレッジ音楽学部ジャズ科を卒業。ジョン・エリス、スティーブ・ウィルソン、マイク・ホロバーに師事。
2017年にはベーシスト権上康志率いるグルーヴマーチャントのアルバムと日本ツアーに参加、好評を博す。ニューヨークでは８人組の自己プロジェクトを率いてブルックリンのシェイプシフターラボに出演、またロックバンド、座・アスタープレイスへの楽曲アレンジも手がけるなど作編曲家としても活動の幅を広げている。

【金澤悠人 YUTO KANAZAWA】
福島県の高校卒業後、神戸の甲陽音楽学院、ボストンのバークリー音楽大学で学ぶ。国際作曲コンペティションジャズ部門一位受賞、ジョンレノン作曲コンテストでのファイナリスト選出など作曲家として定評があり、2013年に自作曲を集めたアルバムをカート・エリングをゲストに迎え米インテロバングレコーズより発表。
日本、韓国でも定期的にツアーを行う他、ライオネルハンプトン楽団で活躍したピアニスト、クニ三上のトリオでグアテマラ、メキシコ公演に参加。ニューヨークでは年間ライブ200本以上、主にサイドマンとして活動しながら、Earthwards Group、The United East Jazz Quintet、itellu、Song Sparrow、Utopiaなどのプロジェクトを毎年企画推進している。多くのシンガーとのデュオ演奏を経て今回のレコーディングに至る。