Vamos Pa'la Fiesta

ソンの本場、キューバのサンティアーゴ・デ・クーバを代表するトラディショナル・ソン系バンド、
セプテート・サンティアゲーロがサルサの大スターたちを迎え、制作した話題作！！

2010年以来２年ぶりの新作、通算７作目の登場です。前作では、トラディショナル系ソンの現時点でのあらゆるスタイルを、一気にハイクオリティに聞かせ、ソンのトップ・バンドであることを強烈に印象づけました。そして今作ではその実力と貫禄を受け皿に、サルサ界の大スターたちをゲストに迎え、余裕いっぱいの文句なく楽しいアルバムに仕上がっています。

最近発売された共演アルバム（輸入盤）が大きな話題となっているルベン・ブラデスとチェオ・フェリシアーノが、ここではそれぞれ別個にルベン２曲、チェオ１曲でその喉を聞かせます。またサルサの優等生カンタンテ（ヴォーカリスト）エル・カナリオことホセ・アルベルトも素晴らしいモントゥーノ（コール・アンド・リスポンス）を披露。日本では、サルサ・ダンス・ファンにもお馴染みのトロンボーン奏者ジミー・ボッシュは、ダンソーン・チャの曲でストリート感一杯のソロを吹きまくり。またルイ・ベガもバックアップするベネズエラ出身のパーカッショニスト、ルイシート・キンテーロは、伝説のアルセニオ・ロドリーゲスのチャングイ調の曲で、叩きまくり。さらにキューバのお隣プエルトリコのヒバロのスター、クアトロ（プエルトリコ特有のダブル４コースのギター）奏者エドウィン・コロン・サヤスまで参加して、泣きのソロを聞かせてくれます。

スターたちの、サルサの音楽的ルーツ＝ソンへの思いも伝わってきそうなセッションの中に、流石にきらりと光る個性を垣間見せてくれ、それを全身で受けとめるセプテート・サンティアゲーロの熱演も聞き物です。また取り上げられた曲も、ソンから、ダンソーン、チャチャチャ、ボレロ、チャングイなどなど、多彩なキューバ音楽の見本市のような選曲で、キューバ的哀愁から疾走感溢れるグルーヴまで、まさにキューバ音楽の魅力をたっぷり詰め込んでいます。
まさにアルバム・タイトル通り「みんなでフィエスタ（パーティー）に行こう！」といった内容ですね！
（メーカー資料より）

・日本語解説付