赤と黒【Blu-ray】

1820年代のフランスを舞台に、出世の野心に燃えた青年が愛さえも道具にして社会を這い上がっていく姿を描く。
原作は19世紀中期に活躍した文豪スタンダールの同名長編小説。主演はジェラール・フィリップ。
2009年にジェラール・フィリップ没後50周年を記念し、未公開シーンを加えた完全版。

＜Blu-ray仕様＞
1954年フランス／193分／カラー／1080p Hi-Def 16:9(スタンダードサイズ)／片面2層ディスク／MPEG-4 AVC／リージョンフリー／
音声：オリジナル　フランス語／リニアPCM(モノラル2ch.)
字幕：日本語字幕

＜特典＞
【映像特典】
予告編(字幕なし)

【封入特典】
解説リーフレット・ポストカード

※本作品は、2009年にジェラール・フィリップ没後50周年を記念し、それまでのオリジナル版に未公開シーン約7分を加えたHDリマスター完全版となっています。
※仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

＜スタッフ＞
監督：クロード・オータン=ララ
脚色・台詞：ジャン・オーランシュ／ピエール・ボスト
原作：スタンダール
撮影：ミシェル・ケルベ
音楽：ルネ・クロレック
衣装：ロジーヌ・ドラマール

翻訳者：菊地浩司

＜キャスト＞
ジェラール・フィリップ
ダニエル・ダリュー
アントネラ・ルアルディ
ジャン・マルティネリ
ジャン・メルキュール
アンナ＝マリア・サンドリ

＜ストーリー＞
赤い軍服と黒い僧衣に込められたものとは―出世の野心に燃えた青年は愛さえも道具にして社会を這い上がって行く。1820年代のフランス。貧しい育ちながら、美しい顔立ちと明晰な知性をもつ青年ジュリヤン・ソレルは、立身出世を目指し、司祭の推薦を得て、市長の娘の家庭教師となる。そこでジュリヤンは、市長の夫人を誘惑し、逢瀬を重ねるのだが…。

原作は19世紀中期に活躍した文豪スタンダールの同名長編小説で、世界文学の名作。青春や恋愛を描きながら、抑圧された社会と腐敗した支配階層に対する批判が込められている。これまで映画やTVドラマになった他、日本では宝塚歌劇団により舞台化された。監督は『肉体の悪魔』『青い麦』『パリ横断』で知られる巨匠クロード・オータン＝ララ。主演のジュリヤン・ソレルには当時、人気実力ともに絶頂期にあったジェラール・フィリップ。気高き美貌の人妻レナール夫人にダニエル・ダリュー。

劇場公開：1954年12月25日

発売元：シネマクガフィン
販売元：紀伊國屋書店
©1954 Gaumont(France)-Documenta Films(Italie)